キャンプ場2023年度営業実績値と2024年度予想と計画アンケート結果(概要版)

キャンプ場の令和5年度年間営業実績値、および令和6年度の予想と計画関するアンケートを全国キャンプ場に実施、回答いただいたデータを集計し、概要をまとめました。(※アンケートに協力いただいたキャンプ場には別途詳細レポートと更なる分析用生データを共有させていただきます)

■調査概要

  • 目的:全国キャンプ場の令和5年度年間営業実績値と令和6年度の予測と計画の把握
  • 実施期間:4月2日〜4月22日
  • 対象:全国のキャンプ場(公設および民間のキャンプ場)
  • 配布先:約900カ所(メルマガ:「JACビジネスレポート」へ登録のキャンプ場)
  • 回答方法:Webフォームによるインターネット回答
  • 回答数:101キャンプ場(公設64、民間37)

◾️令和5年度営業実績値 民間公設、エリア別各種平均値

◾️全国平均の対前年(昨年の同様アンケート)と比較した場合の傾向

  • 売上金額:減少(公設:減少、民営:上昇
  • 利用人数:微減(公設:横ばい、民営:減少
  • 利用組数:減少(公設・民営:減少
  • ADR(1区画平均単価):上昇(公設:横ばい、民間:上昇
  • 来場一人当たりの売上平均:上昇(公設:横ばい、民間:上昇↑↑
  • 営業日数:微増(公設:微増、民営:微増
  • 営業稼働率(営業日換算、365日換算):減少
  • RevPER値(1区画単価x365日稼働率換算平均値):減少(公設:減少、民営:横ばい)
  • スタッフ一人当たりの売上:微増(公設:減少、民営:増加↑↑

◾️令和6年度のキャンプの業界予測と各キャンプ場の事業の方向性

約4割がコロナ以前を越える予約状況との回答結果。休日の並びや地方ごとの状況は別途、回答者への詳細レポートで。
約2割が更なる値上げと回答。現状維持との回答が約6割見られた。
約35%が対前年を越えると回答。一方で前年以下との悲観的な回答も2割見られた。
楽観的な回答は15%に留まった。約4割が減速もしくは下降と回答。
全体の3割がソフトの拡充と回答、約半数が守りの構え。