「キャンプ場未来創造会議2026」開催決定

全国のキャンプ場がつながり、未来をともに描く2日間

全国のキャンプ場が一堂に会し、業界の“今”と“これから”を共に考える年に一度の場——「キャンプ場未来創造会議」。
2026年2月16日(月)・17日(火)、東京・代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催が決定しました。

今年の基調講演も決まり、より深い学びと気づきの得られる2日間に。
公設・民営、規模や地域を問わず、すべてのキャンプ場が「未来へのヒント」を持ち帰れる内容を用意しています。

参加者募集は12月から開始となります。
今回は現在までに確定している1日目の内容をご紹介いたします。

1|基調講演「キャンプ事業をウェルビーイング産業の一翼へ~森林セラピーの効果~」高山範理氏(国立森林研究・整備機構森林総合研究所 森林管理研究領域チーム長)

高山範理氏

国立森林研究・整備機構森林総合研究所 森林管理研究領域チーム長の高山範理(たかやまのりまさ)氏をお招きし、キャンプ事業とウェルビーイング、そして森林セラピーがもたらす効果について、最新の研究知見と現場での活用事例を交えながらお話しいただきます。

キャンプ場が地域にもたらしている価値、自然環境を活かした健康づくりの可能性、そしてこれからのキャンプ場運営に求められる視点など、明日からの実践に直結するヒントが詰まった講演となる予定です。

2|緊急講演「アウトドアマーケットの現状とキャンプ場に求められるクマ対策について」沖田雅生氏(沖田編集事務所代表 元ガルヴィ編集長)

沖田雅生氏

元『ガルヴィ』編集長であり、長年アウトドアマーケットを追い続けてきた沖田雅生氏(沖田編集事務所 代表、当協会参与)を迎え、「アウトドアマーケットの現状とキャンプ場に求められるクマ対策」についてご講演いただきます。

アウトドアデイジャパン来場者の動向や業界の最新トレンドをもとに、「マーケットは本当に衰退しているのか」「キャンパーの数はどう変化しているのか」など、いま知りたい核心を鋭く読み解いていただきます。

さらに、近年深刻化するクマ被害については、アメリカ・ヨセミテ国立公園の事例や、クマ対策スプレーの運用方法なども交え、キャンプ場として何を学び、どう備えるべきかを参加者とともに考える内容です。

業界の現状と安全対策の両面から、キャンプ場運営に直結する示唆に富んだ講演となります。

3|パネルディスカッション「日本のアウトドアリゾートを再定義する-“キャンプ場革新”の最前線」

全国の先進的なキャンプ場が集まり、「日本のアウトドアリゾートを再定義する — “キャンプ場革新”の最前線」をテーマにパネルディスカッションを行います。

ファシリテーターには、PICAリゾート・三浦義郎氏を迎え、マイアミ浜オートキャンプ場、伊勢志摩エバーグレイズ、グリーンパークふきわれ、ひなもりオートキャンプ場からそれぞれ現場を熟知したリーダーが登壇。多様な運営スタイルと成功モデルを持つキャンプ場の“リアルな知見”が一度に聞ける貴重なセッションです。

議論は 体験価値の高度化、地域共創、サステナビリティ、デジタル化、顧客多様化、人材育成 といった今まさにキャンプ場が直面するテーマを5つのセッションに分けて深掘りします。

・グランピング・イベント・コンセプトコテージの成功比較
・地域資源を活かした新しいコラボレーション
・予約・決済・DXの最前線
・訪日客・シニア・ファミリー・Z世代・ペット同行など多様化する顧客への戦略
・繁忙期・閑散期の差が激しい現場の人材マネジメント

といった、明日からの運営にすぐ役立つ具体的な事例が満載です。

最後には、「2050年、あなたの理想のアウトドアリゾートは?」をテーマにした参加型Q&Aも実施予定。未来に向けたアイデアとヒントが広がる時間をお届けします。

キャンプ場の未来を、ともに支えるパートナーを募集します

本会議では、キャンプ場が直面する課題や新たな価値づくりについて、研究者・専門家・現場のリーダーたちが議論を深めます。
こうした学びと交流の場を、より実りあるものにするために、アウトドア関連企業・観光事業者・プロダクトメーカーの皆さまを対象に、スポンサー(協賛)を募集しています。

「キャンプ場未来創造会議」は、全国のキャンプ場オーナー・経営者・運営者が一堂に集まる“唯一無二”の場です。
製品・サービスの導入を検討する意思決定層に直接アプローチでき、会場での展示、資料配布、ロゴ掲載、動画紹介など、貴社の強みを的確に届ける多彩なメニューをご用意しています。

キャンプ場の未来をともに創り上げるパートナーとして、ぜひ本会議へのご参画をご検討ください。

第1回締切 2025年11月15日(土) 受付終了いたしました

第2回締切 2025年12月20日(土)17:00

第3回締切 2026年1月15日(木)17:00

すでに多くの企業様がこの取り組みに参画していただいています

本会議にはすでに、キャンプ用品メーカー、プラットフォーム企業、衛生・害獣対策、環境事業など幅広い分野から信頼ある企業の皆さまにご協賛をいただいています。

ニューウェルブランズジャパン合同会社、楽天グループ株式会社、株式会社ロゴスコーポレーション、一般社団法人日本RV協会、株式会社live for、アークスリーインターナショナル、株式会社浅野、イカリ消毒株式会社、国際衛生株式会社、山陽ファースト株式会社、株式会社アルケーECO事業部(敬称略)といった、多彩な企業がすでに参画し、キャンプ場との新たなつながりを育んでいます。

これらのパートナー企業に共通しているのは、「キャンプ場の未来をともにつくる」という想いと、キャンプ場の現場に寄り添ったプロダクト・サービスを提供していること。

本会議では、こうした企業と全国のキャンプ場経営者が直接つながり、実際の導入や取引につながる機会が多数生まれています。ぜひご参画くださいますようお願い申し上げます。

※講演内容やパネルディスカッションの議題は変更になることもございます。
※キャンプ場様向けの申込開始は12月予定しております。