キャンピングカー登録台数2.5%増

キャンピングカー登録台数2.5%増

■地域別1位は北海道

2021年のキャンピングカー登録台数が3年連続で伸びている(自動車検査登録情報協会)。
2021年3月現在で車検が「キャンピング車」として登録される車の台数は109,482台で2020年3月から2,693台2.5%の増加となった。

 地域別の登録台数を見ると1位は10,428台の北海道で、東京都8,020台、埼玉県8,015台、神奈川県6,650台、千葉県6,614台、愛知県6,286台と続く。北海道はキャンピングカーを活用するフィールドが多い他、都心部と比較して駐車場が容易に確保することができることなどが考えられる。一方で2位以下は、関東・東海の都心部が中心となっており、キャンピングカーが都会生活者が利用する乗り物であることも見て取れる。

コロナ禍でも台数が伸びている様子が表れている。

■コロナ禍がプラスに

 キャンピングカー登録台数の推移のグラフを見るとコロナ禍の2021年に入りキャンピングカーは台数が伸びているのがわかる。

この状況をキャンピングカーの輸入販売「トーザイアテオ」の太田行美社長は次のように話している。キャンピングカーの台数が伸びた背景にコロナ禍によるプラス要因もある。2019年でもキャンピングカー需要は伸びていたが、コロナ禍により公共交通機関を使った旅行がしづらくなる中で、家族など限られた人とだけで旅行ができそのまま宿泊ができることなどもあり、よりキャンピングカーを求める人が増えたのではないか。ヨーロッパではすでにキャンピングカーが身近なものとなっているため、家族だけで旅行ができ、宿泊もできることからコロナ禍によりキャンピングカー販売台数が大きく伸びている。

また近年頻発する災害時の備えとしてのキャンピングカーの需要がある。キャンプや旅行に使える他、災害時の避難場所としても使えることからキャンピングカーを選択する人も増えているようだ。また、コロナ禍でアウトドアが注目され、若い人から年配の方まで、幅広い層にキャンピングカーユーザーも広がっている。そうしたことがキャンピングカーの台数が伸びている背景にあるのだと考えている。(表 全国キャンピング車登録台数参照)

国内では、国産から、高価格帯の輸入車まで、様々なタイプのキャンピングカーが販売されている。

 このキャンピングカー登録台数は、車検の分類が8ナンバーの「キャンピング車」の台数となる。キャンピング車には構造要件によりベッドのサイズやシンク前の高さなど決められており、それに該当しない場合は通常ナンバーの登録となる。この構造要件に入らない簡単な改造のキャンピングカーはこの台数には含まれていない。


(原稿:日本オートキャンプ協会)