震災からの復興を目指すキャンプ場

「陸前高田オートキャンプ場モビリア」再開に向けて動き出す

東日本大震災の時、岩手県陸前高田市にある「陸前高田オートキャンプ場モビリア」では、キャンプ場のある半島の「付け根」が津波により寸断され、その地域一帯が孤立してしまった。コテージや会議室、毛布などを備えていた同キャンプ場は急遽避難所となった。

モビリア避難所建設前

その後復旧が進むと、平地の少ない地域の中で同キャンプ場は仮設住宅団地となった。個別サイトには電源・水道が通っており、キャンプ場の個別サイトには戸建ての仮設住宅が建設された。仮設住宅が建てられたことでキャンプ場としてはクローズしていた。

モビリア避難所建設後

東日本大震災から10年が経ち、仮設住宅の場所としての役目を終えたモビリアでは、現在、キャンプ場の再開を目指した取組が進められている。今年度、仮設住宅が撤去され、今後、芝生の張替えなど以前の姿を取り戻す工事が進められるという。

海を見渡す高台にあり、そのロケーションや、各サイトに水道付きという高規格の施設、また親しみやすいスタッフの対応で、東北の中でも高い人気を誇っていたモビリア。
新しく生まれるモビリアは、災害にも対応できる新たな機能を持ったキャンプ場に生まれ変わることが期待される。再開後、きっとまた多くの人が訪れる場所になるだろう。