JACオートキャンプ指導者が顧問をする高校アウトドア部の活動を報告

高校教諭でアウトドア部顧問をしているJACオートキャンプ指導者からアウトドア部の活動の様子を報告いただいた。今回は、2025年内最後となるイベントでもあった、埼玉県入間郡毛呂山町で行われた「森の輝きとわんこの集い」と称して行われた焚き火イベントについてお届けする。

 新年あけましておめでとうございます。
 2025年中は、アウトドア部の記事をご覧いただきありがとうございました。
 2026年も、引き続き皆様にアウトドア部の活動を通じて楽しんでもらえるよう、引き続き努力して参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 私が顧問を務めているアウトドア部では、現在高校1年生10名、高校2年生16名、高校3年生18名の計45名で活動している。本年度、アウトドア部では11人の1年生を迎え、新体制での活動を開始し、はや半年が経過した。夏休みを終え、文化祭を終え、秋のイベントラッシュに突入したのも束の間、あっという間に季節は冬になった。空気は澄んで刺すような寒さが日に日に増してくるのを、皆様も感じていることだろう。2学期は行事も多い分、本当にあっという間の日々だった。
 今回は、本校から程近い場所にある西武文理大学様からお声掛けいただき、学校の隣町である毛呂山町で行われたイベントの当日の模様をお届けする。

武蔵越生高校×西武文理大学 地元毛呂山で焚火イベント!

部長 中村蓮音
副部長 石若和裕 堀口大喜

私たちアウトドア部は、今回毛呂山で行われた焚き火イベントに出展しました。このイベントは、西武文理大学中谷ゼミナールの学生さんが主催しているイベントで、私たちの部活のインスタグラムを見てダイレクトメッセージを送ってくださったことが、参加のきっかけでした(顧問からすれば、誘い方もかなり「今風」だったなぁ、と感じました)。普段の活動を発信していたSNSが、このような形で地域や大学生とつながったことに、とても驚きと嬉しさを感じました。事前に大学でのミーティングを行い、アウトドア部では子供向けにピニャータ、というくす玉割ゲームを行うために準備をしてきました。

イベント当日、朝からまさかの雨。

アウトドア部、今年はとことん天気には恵まれないなぁ…などと思うことも多かったのですが、何とか昼前には雨もやみ、イベントがスタートしていきました!アウトドア部は朝から大学生の方々の指示で、設営のお手伝いから始まりました。出展メンバーの一部は、勿論衣装もクリスマス仕様!みんなで楽しく出展できそうです。実際に、大学のゼミの人や来てくださったお客様から思っていた以上に好評でした。

午前中からステージの方では、様々な出し物も行われており、本校のダンス部と和太鼓部による演技・演奏のみならず、近隣高校の生徒たちもあつまり、ステージは行われました。まさに「みんなで作るイベント」というのがふさわしいステージでした。

会場にはいくつもの焚き火台が設置され、夕方になると薪に火がつき、焚き火の周りがとても明るく暖かくなりました。しかし、実際には寒さのせいなのか、朝降った雨のせいなのか、残念ながらアウトドア部のブースには、想定した数のお客さんが来ることはなく、接客をする時間よりも焚き火に薪きを焚べている時間の方が長くなってしまいました。正直なところ、最初は「せっかく準備したのに悲しいな」と感じる気持ちはありましたが、部員同士で協力しながら「また薪足す?」なんて言いながら薪きを焚べたり、マシュマロを焼いているイベントに来てくれたお客さんとの会話は、とても良い経験になりました。

キャンドル作りでは、ロウをガスコンロで溶かすところからはじまり、溶かしたロウをガラスの器に入れに、最後の小枝を麻紐で巻く作業で少し苦戦している姿も見られましたが、完成したキャンドルはどれも自分の個性が出ていて、見ていて可愛くて、ほっこりしました。輪投げや竹ボウリング、ストラックアウトにも、来てくださった人に、楽しんでもらえたと思います。

今回のアウトドア部の出展は、ピニャータ、輪投げ、竹ボウリング、ストラックアウト、 それからキャンドル作りを出展しました。特にピニャータにはたくさんのお客さん、特に子供たちが参加してくれました。バットで叩くとお菓子が弾け飛んで来るので見ていて爽快でした。

今回のイベントに来てくださったお客様方、ありがとうございました。また、声をかけて

くださった西武文理大学中谷ゼミナールの皆さんにも大変感謝してます。

お力になれていれば幸いではありますが、同時に、アウトドア部の「イベント出展」について、かなり見つめ直す機会になったと感じました。出展方法、PRの方法、「やっていただける」「手に取っていただける」自分たちでは”面白い”と思って、これまで出展も続けてきたものでも、近頃は全くでなくなったものもあります。また、どうしてもクラフト系は原材料の費用面的なことを考えた時に、必然的にお客様から「お金」をいただくことになるわけですが、その費用に見合った価値を提供できているのか。このイベントも含め、秋のイベントでは、2026年のイベントに向けて、考えなければいけない部分も多かったです。ずっと同じことをしていれば楽です。しかしそれだけではいけない。新しいことにも挑戦してみよう。今回の経験を、これからの部活の活動にも生かして、より充実した部活動、そしてイベント出展の際に、来場していただいた方に、今まで以上に楽しんでもらえるコンテンツを作るべく、試行錯誤していきます。

文責 岡野翔 三浦瑛仁

〈顧問より皆様へのコメント〉

 2025年度イベントを終えて

 2025年秋は、以下のイベントに参加させていただきました。

  • 9月6日・7日            けやき祭(本校文化祭)
  • 9月14日                    第2回オープンキャンパス・部活動体験会
  • 9月26日・27日        ときがわアウトドアフェス(2日間)
  • 10月4日・5日          越生町後援事業・防災キャンプ講習
  • 10月25日・26日      日本オートキャンプ協会関東支部主催・JAC関東の集い
  • 10月26日                  第3回オープンキャンパス・部活動体験会
  • 11月2日                    まるひろ川越店主催 まるひろ文化祭
  • 11月3日                    越生町商工会議所主催 越生町産業祭
  • 11月3日                    名栗げんきプラザ主催 名栗感謝祭
  • 11月13日・14日      静かなキャンプフィールド主催 高校生女子会キャンプ
  • 11月15日・16日      ライジングフィールド軽井沢・キャンプフェスティバル
  • 12月14日                  株式会社Fromme主催・クラフト&プレイベース
  • 12月20日                  西武文理大学主催・毛呂山焚き火イベント

以上13回と、過去最多となるイベント出展を行いました。イベントにご来場された皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて、御礼申し上げます。顧問就任6年目となりますが、イベント出展を初めて3年。最初の年は4か月間でたった1回だけでした。部員の増加と共に露出の機会も徐々に増え、片手、そしてとうとう両手にも収まりきらない回数のイベント出展の中で、「本当にアウトドア部に求められているコンテンツとは何なのだろうか」ということも、同時に考えるようになりました。そしてまだ、その答えが出せているわけではありません。それを作っていくのもまた「教育」の魅力であり、アウトドア部がアウトドア部らしく活動するために必要なことであると思っております。まだまだ粗削りで、出展側なのに「高校生らしさ」が抜けきらず、来ていただく皆様のご期待に充分適うコンテンツがご提供できるかどうか分かりませんが、2026年も精一杯務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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