JACオートキャンプ指導者が顧問をする高校アウトドア部の活動を報告ー「第16回JAC関東の集い」

高校教諭でアウトドア部顧問をしているJACオートキャンプ指導者からアウトドア部の活動の様子を報告いただいた。今回は、例年参加させていただいている、日本オートキャンプ協会関東支部の主催する「第16回JAC関東の集い」への参加レポートになる。進学先の決まった3年生も合流し、参加者が3学年から部員が出そろった初のJAC関東の集いへの参加になった。今回は、初参加の1年生男子3名による報告である。

私が顧問を務めているアウトドア部では、現在高校1年生11名、高校2年生18名、高校3年生18名の計45名で活動している。本年度、アウトドア部では11人の1年生を迎え、新体制での活動を開始し、はや半年が経過した。夏休みを終え、文化祭を終え、秋のイベントラッシュに突入し、ここ数週間は部員共々、激務の日々を送っている。
 今回で、JAC関東の集いへ4回目の参加となる。ふと、日本オートキャンプ協会のHPで、最初に参加した2022年当時の記事を読んだ。あれから何本記事を書いたのかわからないが、毎回の原稿は長くなり、内容も充実してきた。それは、「なるべく1回のキャンプで得られるもの(学べること、感じられること、体験できること)を増やしたい」と思う顧問の気持ちの具現化でもあるのだが…。このメールマガジンは、そんなアウトドア部の活動の備忘録的に形に残す意味でも生徒には書いてもらっている。
 とはいえ、それは感想文ではあってはならない。あくまでも「読者がどのような記事を求めているのか」これは、我々がメールマガジンを書き始めた当初に、当時の担当の方から言われたことで、今でも深く心に残っている言葉である。アウトドア部の書くメールマガジンでは、決して「網羅的に知識を得る(レファレンス)」や「文章を読み終えた後に何かを得られる(レクチャー)」ことを主としているわけではない。さしずめ「単純に読んでいて楽しい(ファン)」が主なのである。最近各種イベントに参加すると、「武蔵越生高等学校アウトドア部」の名前も、随分多くの方々に知っていただけるようになったのは、まことありがたいことである。そういう意味では、ぜひこのメールマガジンが、皆さんの「アウトドア部への楽しみ(ファン)」につながるような記事になることを願って、これからも書き続けたいと思う。

初めまして。久しぶり。JAC関東の集い。

部長 中村蓮音
副部長 石若和裕 堀口大喜

 今回私達が一泊二日する場所は朝霧高原オートキャンプ場となりました。当日は雨が降っていることもあり少しばかり寒さを感じる気温となっていました。個人の荷物は一箇所に集め、テントを立てるスペースを確保することから始めました。地面が湿っているため荷物を置く際は床にマットを引くなど多少の手間がかかりました。テントは全部で3つあり、先輩や前回のキャンプに参加した部員、他の参加者さんのアドバイスのお陰でスムーズにテントを立てることができました。

 その後は開会式が始まりました。多くのキャンパーが参加されており、小さなお子様から、ベテランキャンパーの方々まで幅広い年代層の方が参加していました。また、小さなワンちゃんも参加していました。開会式ではイベントスケジュールなどについての説明がありました。どれも楽しそうなイベントばかりでこれから行われるイベントが楽しみになりました。

 (顧問談)実は部員の誰にも言っていなかったのだが、本校部員の佐藤さんが、10月26日が誕生日で、JAC東海岡山様の御夫人と同日ということで…。なんと、こっそりケーキのお裾分けをいただきました。なんというサプライズ!ありがとうございます!

 設営後は、私達はコスプレを着てお菓子を貰いに行きました。サメや幽霊、ほかにもトナカイやメイドさん、赤ずきんちゃんといったコスプレをして、一気に華やかになりました。

天候の影響で、「おやつのポットラックinコスチューム」は、キャンプ場内の屋根付きのBBQハウス内で行われました。用意されているお菓子はうまい棒やカルパスなどジャンキーな物が多かったです。カルパスは評判が良かったらしくすぐになくなってしまいました。お菓子以外にもレモネードやキャンピンググッズのあるくじ引きなどが同時開催されていました。

少し時間を開けて新たなイベントとして、外ではロープワーク講習を実施していました。ロープワークは、キャンプにおいて重要な役割を果たしてくれる結び方らしく、アウトドア部員としては覚えなければならないことでした。いざやってみると最初は理解に苦戦する人もいましたが、徐々に皆慣れていき、最後には完璧に結べるレベルまでいくことができました。実践でできるかどうかは不安ですが、率先して挑戦したいと思います。

さらに、松ぼっくりを利用して炭を作る体験に参加させていただきました。そこで作る炭は松ぼっくりやどんぐりなどの山に落ちている素材を炭化させて炭を作るというものでした。そこで作った炭は部室にある冷蔵庫の脱臭剤として使っていこうと思います。
(顧問談)バッチリ使っています✌

夕方になるといよいよ1年生がMCを務めるビンゴ大会が始まりました。私は1年生だったので、ビンゴ大会の数字を読み上げる係をしたのですが、プレイヤーの皆様に「テンポがいい!」と褒められて嬉しかったです。

ビンゴ大会では、ビンゴした人から順に景品がもらえて、中でも目玉商品だったのが椅子やタープで、どれもキャンプをしていくうえで有用なものばかりでした。ビンゴ大会を終えるとベテランキャンパーの皆様が豪華なキャンプ飯を振る舞ってくれました。

中でも特においしかったのがダッヂオーブン料理教室で焼いた豚肉のケバブです。とてもジューシーで柔らかくて口の中が幸せでした。他にも串カツ、たこ焼きなど、みんなが美味しく食べられる料理がいっぱい出て盛り上がりました。

その後は、各自好きなタイミングでコインシャワーを浴びて、22時の消灯時刻まで、今回参加しているキャンパーの方々の興味深いお話を聞きながらとても明るく楽しい時間を過ごしました。テントに入ってしばらくすると、雨が降ってきましたがその雨音を楽しむのも風情があっていいなと思っています。

 2日目は、1日目の夜から雨が降っていたためテントが濡れており、空は曇り気味でした。簡単な朝食を済ませたあとは少し肌寒い中でしたが、みんなで協力してテントを片付けました。片付けはテントを立てることよりも簡単だし、これまでのキャンプの経験を活かして作業を進めたおかげで、すばやく片付けを終えることができました。

本来なら閉会式が行われる予定でしたが、天候の影響で中止となってしまい、片付けが終ったあとにそのまま帰ることになりました。学校についてからはみんなで濡れていたテントを広げて拭きしっかり乾かしました。みんなで手分けして作業をしたので、すぐに片付け終えることができました。

 今回のキャンプでは1年生が5人で2、3年生が1人ずつで少ない人数だったけれど日頃の部活動やこれまでのキャンプにより先輩・後輩に壁がなく充実したキャンプにすることができました。

また、普段行っている部員だけのキャンプではなく、他のキャンパーの方々との交流もすることができました。同世代と関わることが多いですが、アウトドア部はいわゆる大会などがないので、それでいうと、同世代の「アウトドア部員」との交流は基本的にはありません。

しかし、全世代の「キャンパー」との交流ができること、そしてそうした人生の先輩方の話から学ぶことは非常に多く、興味のそそられるお話がとても多かったのが印象的であり、アウトドア部の「集い」の時の過ごし方として、最良の過ごし方であると考えています。

そして来年は、新しく入ってくる後輩たちも交えて、はじめましての人たち、久しぶりの人たち、様々な人たちとの交流を楽しむための集いにしたいと思いました。

文責
1年 濱崎暉史 宮下塑羽 山田優基

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