2025年7月、ロゴスの新商品展示会が都内で開催されました。毎シーズンごとにテーマが刷新されるロゴスの展示会は、プロダクトだけでなく空間デザインそのものが“見逃せない主役”です。
エントランスからブースの隅々まで、一貫したコンセプトカラーと質感で統一されており、気づけば来場者の五感を通じてブランドの世界観に引き込んでしまう巧妙な仕掛けが満載。ディスプレー什器も木材やメタル、ファブリックなど異素材を組み合わせた立体構成で、照明やサウンドとも連動しながら「アウトドア×デザインの最前線」を体験させてくれます。
まさに“歩くだけでストーリーが進むインタラクティブ空間”――製品を手に取る前からワクワクが高まる、凝った演出がロゴス展示会の大きな魅力です。
※新製品は2025年9月以降順次発売予定となります。
※仕様や価格は2025年7月時点の情報のため、変更、および発売延期・中止になる場合があります。
ロゴスが手掛ける電気で手軽にキャンプ「エレキャン」が新登場！ |
「エレキャン」とは、ロゴスが提案する“電気で手軽にキャンプ”という新潮流。
夏に大人気の電気を使ったBBQグリル「エレグリル」や、家庭用冷蔵庫と同じように使える「アウトドア電気冷蔵ボックス」、「野電リチャージャブルシャワー」「野電ボディエアコン」など、ロゴスから様々な野電シリーズが出ています。
そんな野電シリーズに新たに加わったのが、こちらのエアコン！
（野電）エレキャン・エアコン-BF
暑すぎる夏キャンプもこれがあれば一発解決！ となるのが、こちらの「（野電）エレキャン・エアコン-BF」です。モノだけでなく人も冷やしてくれるのがロゴス。
ポータブル式のキャンピングエアコンで、冷やすだけでなく、ダクトを使って熱気を外にしっかり排出してくれるので、冷たい風だけを効率よくテント内に送ってくれるというもの。
実際に編集部も体験してみましたが、かなり涼しい！
とはいえ、キャンプ場で使うなら稼働音も気になるところですが、なん56db以下。かなり静かに感じ、これなら寝ている時にも気にならないだろうなという感じ。
消費電力も、定格電力600Wで動くのでだいたいの電源サイトなら余裕で使える仕様となっています。
最近では暑すぎて夏キャンプを敬遠するという人たちも増えていますが、こういった“冷える”アイテムが充実してくれると、夏でも楽しくキャンプを楽しめますね。
続いてご紹介する野電シリーズが、冷やすと温めを同時にできるクーラーボックス！
（野電）エレキャン・温冷/冷凍庫 27-BF(-20℃/60℃ ホイール）
なんと保温も保冷も同時にできちゃうというホイール付きポータブル温冷庫。−20度〜60度まで自由に設定でき、左室では飲み物や食材をしっかり冷やし、右室では缶スープや料理を温かくキープできるというもの。
真ん中の仕切りを外せば、一室として保温or保冷もできるので、必要に合わせて自由に使うことができます。
実はそれだけでなく、USBポートとシガーソケットポートもついているので、スマホなどの充電もできちゃいます。
設定した温度をキープしてくれるのは、夏キャンプにとって最高に便利。しかも保温もできちゃうので、すぐに温かいスープを飲みたい！という時にも最適です。
クーラーボックス系は他にも、MAX−30度まで設定可能な「（野電）エレキャン・温冷/冷凍庫 25-BF(-30℃/20℃ 2ドア ホイール）」や、MAX-20度まで凍結可能な「（野電）エレキャン・凍結冷凍冷蔵庫16-BF（-20℃/20℃）」も新登場。こちらは冷やすことにフォーカスしたアイテムとなっています。
（野電）エレキャン・エレグリルPRO
煙が少なく、家の中やベランダでも安心して使える電気式グリル「エレグリル」にPROが登場。調味料が置けるテーブルが左右両側について、使用後は折りたたんでコンパクト収納OK。
蓋がついているので、本格的なBBQ料理も楽しめそうです。プレートは取り外して丸洗いできるのでお手入れも楽々。
自宅のお庭で炭をおこして…となるとご近所さんに気を使いますが、これなら電気式なので煙の心配もなく安心して楽しむことができますね！
この角度が座りやすさの要！バックコンフォートベンチ |
一見すると微妙な感じの角度がついたベンチですが、座ってびっくり。この角度があるのとないのとでは、座った時の腰の楽さが圧倒的です。リュックを背負ったまま腰掛けてみましたが、腰の楽さが全然違い、座り心地もいいですが、立ち上がる時もとても楽でした。
小さいお子様が座っても後ろにひっくり返るというようなアクシデントも防げそう。ファミリーで安心して使えるのではないでしょうか。
これおもしろ！ってなる多機能アイテム「着火できる・USBサバイバルツール」 |
カラビナ付きで手のひらサイズの小型LEDライト。これ、それだけじゃないんです。
なんと、ライト、火おこし、ドライバー、シートベルトカッター、栓抜きの5つの機能が搭載されたおもしろアイテム。
火おこしと聞くと、ファイヤースターターついてるんでしょ？と思う人も多いのでは。なんとこちら、熱線が入っているんです。昭和のオヤジならピンとくるかと思いますが、車のシガーライターのあの熱線です。
一つ持っておけば、どんなシーンにも使える「USBサバイバルツール」。ついつい欲しくなる小物アイテムでした。
なんで今までなかったの？「風で飛ばないレジャーシート（160×200cm・ウェイト入り）」 |
風の強い日のレジャーシートは広げるのも畳むのも至難の技。風で飛ばされないようにと、小さなピン（ペグ）がついたものや、ペグホールが備わったシートは数あれど、ウェイトが中に仕込まれているものは初めてみました。
そう。ロゴスの「風で飛ばないレジャーシート」は、ウェイト入りなので、風が強いでも楽々設営OK。四隅に荷物を置く必要もなし。2人がかりで必死になる必要もなし。あえて風対策をする必要がない、かなり便利なレジャーシートが誕生しました。
ウェイトは四辺に数カ所ずつ均等に埋め込まれていて、風で捲れてしまう心配もありません。
とはいえ、ウェイトが入っている分、もちろん重量もUP。重量は約1.6kgと、徒歩での移動にはちょっと重たいかも。でも、車でのお出かけピクニックや、海水浴などにはピッタリ。
開発者が風の強い海辺で製品テストを何度も繰り返した実力は、お墨付きのアイテムとなっています。
散歩やガーデニングにちょうどいい！「LOGOS 蚊やりモバイルホルダー」 |
ハイキングや散歩、ガーデニングの時にも使いたい蚊取り線香。そんな蚊取り線香のホルダーといえば、丸いものが定番でしたが、ロゴスの「蚊やりモバイルホルダー」はなんとまっすぐ！
大きな蚊取り線香を使いたい分だけ折って、短時間だけ使用するための専用ホルダーが登場します。そんなに数時間も使わないんだよな…というちょっとした洗車やガーデニング、玄関掃除、犬の散歩など数十分用の蚊やりホルダーとなっています。
消したい時にはくるっと回して空気を遮断するだけでOK。キャップを外せば蚊取り線香立てとしても使える便利なアイテム。1人でのキャンプにもぴったりですね。
エレキャンでキャンプがラクになる！――ロゴス2026新商品展示会をざっくり振り返り |
「これ、本当にアウトドア？」と思わずニヤける電動ギアがずらりと並んだ今季のロゴス展示会。
ポータブルエアコンでテントはひんやり、温冷クーラーボックスで飲み物はキンキン＆スープはあったか、さらに煙の少ないエレグリルでBBQもスマートに。
ブース全体もウッディ素材×メタルのディスプレーにライトを効かせた“映え空間”で、歩くだけで物語が進むワクワク感がたまりません。キャンプ＝不便という常識をくつがえす“エレキャン”の勢い、来シーズンも見逃せません！
編集部（こ）が個人的に感動したのは、このボディサポート小型４連ベルト。腰に巻いて紐を引っ張ると、腰がグッと立って楽になるという例のやつがロゴスからも出るそうです。これまではサポートウェアとして、パンツなどに縫い込まれたセットアイテムでしたが、単品で出てくるなら買ってしまいそう…。仕事もキャンプも運転も、これはかなり腰が楽になりそうな予感。そしてスタイルアップにも一役買ってくれるのでは…と淡い期待を抱いております。
執筆：編集部（こ）