第11回JAC近畿のつどい in 関ヶ原 開催報告

第11回JAC近畿のつどいが、2025年6月7日(土)から8日(日)にかけて、岐阜県のグリーンウッド関ヶ原オートキャンプ場で開催されました。
総勢26組が集い、広々としたフリーサイトには色とりどりのテントやキャンピングカーが並び、活気あふれる雰囲気となりました。

■ ワークショップは「ガイロープ工作」と「スモアづくり」

ガイロープ工作コーナーでは、好きな色のロープを選び、キーホルダーやシェラカップストラップ作りに挑戦。ロープの編み方は丁寧にレクチャーされ、それぞれ素敵な作品が完成しました。

一方、炭火を囲んで楽しむスモア作りには、子どもから大人まで多くの参加者が集まり、アウトドアならではの美味しさに自然と笑顔がこぼれていました。

■ 晴天での開会式

これまでの開催がすべて晴れという「JAC近畿のつどい」。今回も例に漏れず、開始前にわずかに小雨が降ったもののすぐに回復し、青空のもとで無事に開会式を行うことができました。

■ なにわ屋台村でグルメを楽しむ

JAC近畿恒例の「なにわ屋台村」では、たこ焼き、煎餅焼き、そして地元・関ヶ原産の椎茸炭火焼きが登場。どのブースにも行列ができるほどの人気ぶりでした。

たこ焼きコーナーでは、埼玉県から参加した武蔵越生高等学校アウトドア部の高校生たちが腕をふるいました。はじめは慣れない様子でしたが、関西出身の参加者のアドバイスを受けながら、次第に手際よく焼き上げるように。外はカリッと中はトロッとした絶品たこ焼きに仕上がりました。

椎茸と煎餅の炭火焼きコーナーでは、香ばしい香りとともに会話も弾み、自然と交流が生まれる場となりました。特に地元の関ヶ原椎茸事業組合による肉厚の椎茸は、旨味たっぷりで「美味しい!」という声があちこちから聞こえてきました。帰りに椎茸を買い求める参加者も多く見られました。

■ 豪華景品と企業紹介で盛り上がった抽選会

ご協賛企業の皆様のご厚意により、さまざまなキャンプ用品やグッズが景品として提供され、抽選のたびに大きな歓声が上がるほどの盛り上がりに。
さらに、景品提供企業の紹介も行われ、各社の製品づくりへのこだわりや歴史を知る良い機会となりました。

■ 焚き火での語らい

夕暮れには焚き火台を囲んでのんびりとしたひととき。ゆらめく炎を眺めながら、自然と会話が生まれ、参加者同士の距離がぐっと縮まる時間となりました。

■ MVC発表と集合写真

2日目の朝は、小鳥のさえずりと共に心地よい目覚め。朝のプログラムでは、武蔵越生高校の高校生たちによるMVC(Most Valuable Camper)の発表と記念の集合写真撮影が行われ、イベントの締めくくりにふさわしい笑顔があふれました。

キャンプを通じて多くの方々と交流し、思い出深い時間を過ごすことができました。
参加者の皆さんからいただいた「また会いましょう」という温かい言葉を胸に、次回の再会が今から楽しみです。

報告:山本智恵子(JAC公認オートキャンプ指導者)

なお、JAC(日本オートキャンプ協会)では、全国各地に支部を設け、地域に根ざしたキャンプイベントや交流活動を行っています。
今回の「近畿のつどい」も、近畿支部のメンバーを中心に企画・運営され、多くの方々にご参加いただきました。

自然の中で落ち着いてキャンプを楽しめるのが、JAC支部イベントの魅力です。
個人会員の方には、こうしたイベントのご案内も届きますので、ご興味のある方はぜひご入会をご検討ください。