JAC指導者が神奈川県山北町の 「簡単キャンプ」講座を実施

JAC指導者が神奈川県山北町農林課依頼の 「簡単キャンプ」講座を実施

山北町よりJACに地元民に対して、都市部から山北町にやってくる訪問客に対してアウトドア指導ができるようになる「簡単キャンプ」講座の依頼を受け、インストラクターの鈴木一史と長尾恵子が実施してきました。

  • 内容:「簡単キャンプ」講座
  • 日程:2022年3月24日(木) 10:00~12:00
  • 場所:西丹沢中川ロッジ
  • 参加:10名(山北町民)

受講者はキャンプ場経営者、スタッフ、民宿経営者、ロッジ経営者など、山北町の宿泊施設の関係者です。
そのため焚火台やBBQグリルなどの道具を持っている人も多くおりました。
ただその使い方を知らなかったり、使える人がいないなど活用されていないのが実状でした。

■まずはじめに焚火と炭火の焚き付け方法の指導からスタートいたしました。

基本のセオリーの指導に対して、「今はこんな道具があり、とっても簡単に着火できる」という、より現実的な指導をいたしました。
みなさん知っているようで知らなかったようで、これらの道具などには興味津々でした。
そして近年アウトドアの流行により、使用する人が増えたファイヤーストライカーを使った焚き付けも参考までにトライしていただきました。(こちらに関しては現実的でないと、想定通りの意見でした)

■つぎに、串に刺したソーセージを焚火や炭火で炙って食べていただきました。

普段はフライパンで焼いているのだが、炭火で焼くとこんなにおいしくなるんだと感動されてる方がいらっしゃいました。
その後、炭についての質問などが多くあり、炭焼きの効果を改めて確認していただきました。

その他ホイル焼きを2種類、そして「アヒージョやローストビーフも難しくないですよ!」と指導をさせていただきました。

最後はデザートとして、パンのみみを串に刺し、炭火や焚火で炙り、シュガーを振ってガストーチでキャラメリゼするラスクで〆させていただきました。

■講座を終えて

今回の講座を受けて受講者からは、「仕事につながある新しいヒントや気付きをさせてもらった」と多くのキャンプ場や民宿の経営者からお言葉をいただきました。
薪や炭の良し悪しをレクチャし、それによるコスト差などもお話させていただいこともあり、「ビジネスへつなげていきたい」ともコメントをいただきました。
また、難しく考えることはないんだということも実践から学んでいただけました。

今回はビジネス目線でこの講座を受講していただいており、その次につながるヒントやきっかけを得ていただくことができました。
ただまだまだ勉強するところがありますので、機会があれば続けていきたいと感じました。

指導する側としても、このような講座は山北町に限らず他の自治体でも展開できればと思いました。


(開催報告)
・メイン講師:鈴木一史(JAC公認オートキャンプ指導者インストラクター)
アウトドアをツールとしたイベントやプロモーションを提案、サポートしております。
株式会社ランドメール代表 k-suzuki@landmer.co.jp

・サポート講師:長尾恵子(JAC公認オートキャンプ指導者インストラクター)