第50回ジャパンキャンピングラリーが開催されました。

第50回ジャパンキャンピングラリー開催

2020年11月13日(金)〜15日(日)、記念すべき第50回目のジャパンキャンピングラリー(大阪オートキャンプ協会創立50周年記念第34回西日本ファミリーキャンプ大会・第6回JAC近畿の集い)が開催された。
場所は、西脇市日時計の丘公園キャンプ場。日本のへそと言われる子午線の通る町。
全国レクリエーション大会が延期になったため、場所を変更しての開催となったが、遠く北海道や関東、広島から52組102人が駆けつけ、盛大に開催された。

入場前には参加者全員がサーモグラフィによる体温測定を受け、検温済証を持って入場。マスク着用、手の消毒、ソーシャルディスタンスの確保等、各自が万全の予防対策を講じる。
14日(土)には大阪オートキャンプ協会設立50周年記念式典、「コロナ時代のオートキャンプ」と題したシンポジウムも開催され、行政・キャンプ場経営者・キャンパーそれぞれの立場から、コロナ禍でのキャンプにまつわる意見交換が行われた。

各サイトでは希望者による「ガラクタ市」が開催されたり、キャンプ用品メーカーロゴスのブースが開設されたりし、また会員同士のグッズ談義も楽しいものとなった。

西脇市の魅力を体感!と題したバスツアーも開催されたが、バスから下りてくる参加者らから口々に「楽しかった〜」との声が聞こえ、満足度の高いものであったことが伺える。私は参加出来なかったのが残念。

土曜日夜には、大阪の「粉もん」とキャンプ場名物の猪鍋が振舞われた。例年ならば各自がマイ容器を持参してみなで楽しむ会であるが、感染予防対策のためワンウェイ容器での提供となり、各サイトへ持ち帰っての食事となった。

恒例の焚火トークも、有志のサイトで焚火小声トークとして少人数で開催されたが、のんびり焚火と交流を楽しむことが出来てよかったのではないだろうか。

15日(日)には燻製教室が開催され、プロ仕込みのベーコンの出来栄えに歓声が上がった。
3日間通して好天に恵まれ、参加者はそれぞれ抽選の賞品を手にキャンプ場を後にした。

開会式・閉会式や集合写真がないのは残念であるが、これからのニューノーマルとして定着していくことになるのだろう。
西脇市、日時計の丘公園キャンプ場、各協賛メーカーならびに、実行委員の皆様にはお世話になりありがとうございました。


執筆者紹介:吉田あげは(JAC指導者インストラクター)
キャンプ好きが高じて山にログハウスを建て、ログハウス好きが高じて建築フォトグラファーになる。キャンプと建物探訪を人生の二大柱として、本業そっちのけで活動中。
https://ageha68.com


第50回ジャパンキャンピンピングラリー協賛企業

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