この夏、キャンプに行った?会員アンケートで見えた利用傾向(個人会員様向けレポート)

夏キャンプのリアルをアンケート

日本オートキャンプ協会では、メルマガ読者のみなさんに「2025年夏休みのキャンプ利用」についてアンケートをお願いしました。
回答は限られていましたが、夏キャンプの楽しみ方や課題が垣間見える声が集まりましたので、その一部をご紹介します。

アンケートにご協力くださった会員の皆さまに、心より御礼申し上げます。

この夏(夏休み)のキャンプ利用傾向アンケート(参考レポート)

メルマガ読者のみなさんの声から、この夏のキャンプの“リアル”をまとめました。
※回答は少数のため、本稿は割合ベースで示しており、回答件数は非公開です。
※主に夏休み時期(8月・お盆期を含む)の体験を手がかりにした参考意見です。

対象:メルマガ読者 期間のイメージ:8月(夏休み) 表示:割合(%)のみ

この夏にキャンプへ行った?(割合)

「行った」39% / 「行かなかった」61%。

無理のない範囲で楽しむ方が多く、状況に合わせて計画を調整している様子がうかがえました。

泊数(行った人の内訳)

1泊が中心(約8割)。短い滞在でも気軽に楽しむスタイルが目立ちます。

予約タイミング(行った人の内訳)

「当日・直前」と「3〜5か月前」に二極化。
天候や予定で直前派/連休確保で早期派、それぞれの良さがありますね。

来年の夏はどうする?(全体の割合)

「前向き(ぜひ/機会があれば)」が概ね7割。
涼しさや混雑を意識しつつ、また楽しみたいという声が多めでした。

この夏に行かなかった理由(複数回答・割合)

複数選択のため、合計は100%を超えます。

暑さ・混雑・予定の兼ね合いが主な理由。
身体に無理をかけず、安心できる条件を大切にする声が多く寄せられました。

自由回答(抜粋)

行った人の声
  • 「静かに家族でゆっくりできる場所を選びたい」
  • 「高原や標高の高い場所なら快適に過ごせた」
行かなかった人の声
  • 「猛暑の時期は子どもに負担が大きいと感じた」
  • 「天候が不安定で見送りに」
  • 「夏は予約が取りづらく、時期をずらすことにした」
  • 「混雑を避けて秋・春に楽しむ予定」

どの声にも共通しているのは、“無理をしない夏の楽しみ方”
涼しいエリアや時間帯を工夫すれば、夏でも快適に楽しめそうです。

まとめ:自分に合う「涼しさ」と「タイミング」を

今回の結果は小規模で、あくまで参考情報です。それでも、暑さ対策(標高・日陰・ミスト・水遊び等)や 混雑の分散(平日・時間帯・アーリーIN/レイトOUT)が、夏の快適さに効くことが見えてきました。
直前派・早期派それぞれの良さを活かしつつ、体調や天候を優先に、今年の夏より少し心地よい計画づくりのヒントになればうれしいです。

※割合はアンケート回答をもとに算出。件数は非公開です。

近年の異常気象とキャンプの楽しみ方

ここ数年、「いつも通りの夏」とは言いにくい気候が続いています。
猛暑日が増えたり、急な大雨や台風の影響が大きくなったりと、キャンプを計画する際にも気になることが多くなってきました。

自然の中で楽しむキャンプだからこそ、天候の変化は避けて通れないもの。
それでも「危ないからやめる」ことも一つの大切な選択肢ですが、「どう備えるか」「どう工夫するか」で安心感はぐっと変わってきます。

例えば…

  • 夏のキャンプなら、高原や木陰のあるサイトを選んで涼しく過ごす
  • 天気予報を細かく確認し、雨が予想されるときはタープや防水対策を忘れない
  • 無理をせず、場合によっては予定を見直す柔軟さを持つ

こうした小さな工夫が、異常気象の中でも「楽しい思い出」に変えてくれるはずです。

キャンプは自然と向き合う時間だからこそ、天候の厳しさを知ることもまた貴重な体験。
ちょっとした準備や工夫を取り入れることで、天候に左右されにくく、もっと気持ちよく過ごせるキャンプが実現できそうです。