キャンプ場売店販売実態調査2023

キャンプ場売店販売実態調査2023

■調査概要

  • 目的:全国キャンプ場の売店販売状況の把握
  • 実施期間:6月29日〜7月21日(約2週間)
  • 対象:全国のキャンプ場(公設および民間のキャンプ場)
  • 配布先:約900カ所(メルマガ:「JACビジネスレポート」へ登録のキャンプ場)
  • 回答方法:Webフォームによるインターネット回答
  • 回答率:約10.5%

2023年前半のキャンプ場売店の物品販売売上状況

約25%が昨年より売上を伸ばしているという結果でした。

利用者(宿泊キャンパー)の購入度合い

半数以上のキャンプ場では、利用者の2〜3組の中の1組が売店で何かを購入しているとの回答結果でした。

キャンプ場売店2023年前半の品揃え点数の傾向

約3割のキャンプ場が売店の取り扱い商品品揃えを増やしています。

キャンプ場売店で用意している代金決済方法

6割以上のキャンプ場で現金以外の支払いのできるシステムが導入されています。

キャンプ場売店で購入者利用する代金決済方法で最も頻度が高いもの

3割以上のキャンプ場ではすでにクレジットカードや電子決済など現金以外の決済頻度が最も高いと回答しております。

2022年キャンプ場売店年間売上金額(全国、公民・エリア別平均)

2022年年間売り上げの全国平均は約280万円。公設平均が約250万円、民間平均が320万円という結果でした。1,000万円以上売店売り上げがあるというキャンプ場も5件ありました。

キャンプ場売店品揃え総点数

4割のキャンプ場が50点以上の商品点数を品揃えしていると回答。薪や木炭、飲料・軽食以外のキャンプ用品も品揃えしていると推察される。


キャンプ場売店での取り扱い状況と売れ筋度合い

キャンプ場売店の商品仕入れ先

ホームセンターやディスカウントストアなどからの仕入れているとの回答が約6割を閉めた。続いて、約4割が問屋・卸業者や大手ECサイトを利用しているとの回答だった。

回答いただいたキャンプ場には公設民間/エリア別に分けたより詳細な分析レポート、自由記述をまとめた資料を別途共有させていただきます。今後のキャンプ場売店運営の参考として頂けましたら幸いです。
(日本オートキャンプ協会 事務局)

次回8月号では、キャンプ場でのオリジナルグッズ商品とレンタル品の取り扱いに関する集計結果を報告させていただきます。