JACインストラクターが蓮田市の「避難所体験キャンプ及び車中泊」イベントで講師に

「避難所体験キャンプ及び車中泊のレクチャー」(埼玉県蓮田市)での講師役報告

10月最初の週末、地震災害避難訓練の一環として埼玉県蓮田市の町内会主催で自治会館宿泊体験会が行われ、被災時の備えについての講師をインストラクター勝目、田中両名にて務めさせていただきました。

蓮田市役所からの災害ハザードマップ詳細の説明を受け、先ずは座学から。
キャンプ用品だけでなく日用品含めた被災時に活かせる道具の紹介と各種注意事項について解説。

座学の風景

続いて屋外で震災時の環境想定し自立式のドーム型でテント設営実演を行ったのち、実際に設営体験していただける機会を設けました。


インストラクターとしての時間はここまででしたが、夜は屋外での地元懇親会、子供花火会、そして希望者はテント泊・車中泊・自治会館泊、翌朝の保存食試食会まで盛り沢山の体験が得られる貴重な機会とあってご一緒させていただきました。

テント設営体験
子供花火大会
希望者によるテント泊体験
保存食体験

若い世代の自治活動への参加が減少していることに不安を感じ、避難訓練に流行りのアウトドアを組み合わせて地域活動に興味をもってもらおうと企画された今回の体験会。
座学から既に好評で夜の懇親会では、ここにこんなにも沢山の子供たちが集まっているのを見るのは初めて、と皆さん驚かれる大盛り上がりに。
この方向性はアウトドア業界全体で常日頃取り組まれている課題のひとつではあるものの、キャンプ場や店舗のイベントとしてもありではないかと考えさせられた、非常に濃い二日間でした。


(報告者、講師プロフィール)
勝目忠嗣(JAC公認オートキャンプ指導者インストラクター、主任講師、報告)
『長年のテーマパーク勤務を経て量販店アウトドア用品販売職に辿り着いた、時ににゃんこ連れのアラ還ソロキャンパー。度し難いホットサンドクッカー収集家』

田中斉(JAC公認オートキャンプ指導者インストラクター、講師補佐)
子供のころから近所の野山でキャンプをしていました。
青少年育成団体で成人向けのキャンプ研修会の講師を務める傍らファミリーキャンプ場の管理人、こどもの遊び場づくりを通し、こどもたちの笑顔あふれる活動をさせていただいています。