「第51回ジャパンキャンピングラリー」マオイオートランドで開催

昨年の中止から一年かけて開催へ
「第51回ジャパンキャンピングラリー」マオイオートランドで開催

昨年、コロナ禍により開催中止となった、「第51回ジャパンキャンピングラリー」が6月25日、26日、北海道長沼町の「マオイオートランド」で開催されました。毎年北海道で開催されている「JAC北海道オートキャンプ大会」と併催で開催された会場には、遠くは岡山県や兵庫県、関東のキャンパーに、道内からの参加者も多く、併せて91名が参加。当日は前日までの大雨の天候が嘘のように晴れ、北海道らしい清々しい風が流れる中で、受付が始まりました。

受付の様子左手前は、参加者に配られた薪が詰まった大きな袋

今回はコロナ対策として大きなイベントなどは行わず、開会式も場内放送を通して行われました。日本オートキャンプ協会の明瀬一裕会長が、コロナ禍での開催ということで、今回の主幹である北海道支部「JAC北海道」のメンバーへの感謝の言葉とともに、この貴重な機会を是非楽しんで欲しいと挨拶。来賓として、塩浜友章長沼副町長は、長沼町のこの時期の魅力を是非味わい、体験して行って欲しいと挨拶されました。

場内放送で挨拶する長沼町の塩浜友章副町長

夕方には、感覚を空けて、見られるよう中央の広場で森をバックに地元の「百年太鼓」が披露され、大きな拍手が起こりました。サイトでも、スモークの実演やキャンプ用品のリユース品のブースなども出て、小さな人の輪ができていました。

森をバックに響かせた地元の「百年太鼓」

2日目の閉会式も放送で行われ、スポンサーから集まった用品の抽選会は、事前に引いたくじを受付で交換する方法で密を避け、参加者に賞品が渡されました。

開会式ないため、チェックアウト時に渡された豪華協賛品

道外からの参加者は、大会の参加前、参加後にも北海道を周遊して回る方も多く、大会後も10日から、長い人では1カ月ほど北海道を巡ると話をしていました。埼玉県からキャンピングクラブのメンバーを誘って参加した神戸博康さんは「北海道には何度か来ているので、今回はこれまで行こうとして行けなかった場所を訪ねようと思っています」と話す。

年に一度の再会を楽しむ参加者の様子

「ジャパンキャンピングラリー」は年に一度開催。来年はまた別の会場で開催されます。
詳細については、決定次第当協会ウェブサイトで発表します。

主催:一般社団法人日本オートキャンプ協会
協賛:秀岳荘  ロゴス・コーポレーション ステージアップ札幌スポット サンクラフ
ト、コールマン(ニューウェルブランズ)、岩手木炭、ユニフレーム、K&K国分グループ、日本海水、有限会社ウイステリア(順不同)

(記)日本オートキャンプ協会編集部