震災後、能登エリアのキャンプ場より

能登エリア、震災後のキャンプ場の様子

震災後の同エリアの当協会会員キャンプに電話にてその後の状況を伺ってみました。

◾️被災キャンプ場にコインランドリーが寄贈

一般社団法人日本コインランドリー連合会が能登半島地震で被災したキャンプ場「能登リゾート
エリア増穂浦」に洗濯機、乾燥機それぞれ3基を寄贈した。
能登リゾートエリア増穂浦ではサニタリーに設置されていたすべてのランドリー施設が被害を受け使用不能となっていた。このことが日本オートキャンプ協会を通じて日本コインランドリー連合会に連絡され、キャンプ場に洗濯機と乾燥器が寄贈されることとなった。水道が復旧した2月から現地にボランティアの人が訪れ、キャンプ場のコテージに宿泊するようになっていたがランドリーが使用できるようになれば、避難している方の他、ボランティアにも使ってもらえることからランドリーの復旧が望まれていた。

キャンプ場のある志賀町相神地区は被害は大きく、全壊や半壊した住宅も建物も多かったが、キャンプ場は場内道路のひびや通路に段差ができてしまったものの大きな被害はなかった。2月には水道や浄化槽も復旧。寒さの厳しいこの地区では、ボランティアの人がコテージに宿泊して災害復旧にあたるようになった。現在は、ボランティアの人だけでなく復旧作業を行う様々な工事関係者もコテージに宿泊しているという。
こうした人を受け入れるため、キャンプ場では新たな宿泊施設を設置にて宿泊人数を増やしている。テントサイトに防熱シートに断熱材を入れ、数時間で組み立てができる「インスタントハウス」というものでテントサイトに15基を設置し宿泊者の受け入れを行っている。
キャンプ場の向栄子さんは「まだ周辺観光地も被災している状況なので、当面は、復旧作業のために方々のための宿泊地となるが、復旧した際は是非志賀町を訪れて欲しい」と話す。

新しく設置されたランドリーとキャンプ場スタッフ

寄贈元:一般社団法人日本コインランドリー協会
コインランドリーの利便性を周知する活動を行っており、災害や緊急時の地域支援活動なども行っている。https://jca2021.or.jp/

■能登半島の大島キャンプ場営業再開

今年の1月1日に起こった能登半島地震では地域に大きな被害をもたらした。現在復旧が進められているが、能登半島の西海岸にある大島(おしま)キャンプ場では3月1日よりキャンプ場の営業を再開させた。震災の被害により20棟あるコテージの内11棟が使用できなくなったが被害の少なかった9棟は営業を再開。テントサイトはこれまでボランティアの宿泊施設としていたが水道が復旧したことで再開することとなった。 キャンプ場の三好和夫氏は「この機会に是非能登に訪れて欲しい」と話す。ボランティアの活動でなくても、その場所に行って買い物をすることでも復興の一助になるはず。 大島キャンプ場は海水浴場としても知られ、砂浜沿いの松林がキャンプ場となっている。

https://www.oshima-camp.com/

■ボランティアの宿泊場所として

能登半島のその他のキャンプ場では、道や水道が復旧していないところがあるがそうした場所ではキャンプ場はボランティアの宿泊場所として機能している。 半島の突端、珠洲市にある鉢ヶ崎オートキャンプ場は3月1日現在、水道が復旧しておらずボランティアの宿泊場所として使用されている。大島キャンプ場と同じ志賀町にある能登リゾートエリア増穂浦では宿泊施設などは被害が少なかったがサニタリーなどに被害が出た。3月5日に水道が復旧したが、現在はボランティア、復旧作業の方のみ宿泊可としている。 能登半島の七尾北湾に浮かぶ能登島にある能登島家族旅行村weランドは現在再開に向けて準備をしている。

⚫︎能登リゾートエリア増穂浦 災害ボランティアの宿泊拠点に簡易住宅「インスタントハウス」を設置

インスタントハウスについて 石川テレビ公式チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=BVX_cPc_7us

⚫︎能登島家族旅行村weランド被災状況報告と復興支援ステッカー販売

https://www.facebook.com/welandcamp

<復興支援ステッカー予約販売>

⚫︎鉢ヶ崎オートキャンプ場:被災状況発信

鉢ヶ崎オートキャンプ場Facebookより