キャンプ用品専門店「Campoo!」オーナー インタビュー

キャンプ用品専門店「Campoo!」オーナー インタビュー
〜2つ目のドアのような店舗に〜

神奈川県横浜市にあるキャンプ用品専門店「Campoo!」さんを訪問、オーナーの岡田様にお話を伺ってきました。
「Campoo!」さんでは現在、キャンプ場様向けのB2B(法人間)取引の拡大を進めているということで、その内容と状況についてインタビューさせていただきました。

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《テキスト要約版》

Q: 岡田様がお店を始めた経緯について教えていただけますか?

A: はい、もともと私は新宿で求人広告の代理店を営んでおります。しかし、コロナの影響で広告の売り上げが急激に下がり、新たな事業の機会を模索していました。 当時、うちのスタッフにはキャンプを楽しむ者が多く、コロナ禍でありながらも仲間たちと楽しい時間を過ごそうという気運もあり、アウトドアショップを始めることにしました。

店舗正面の様子。最寄駅は横浜市営地下鉄線「センター南」駅から徒歩2分

Q: 岡田さん自身もキャンプを楽しんでいるんですね?

A: はい、今でも月に2回ほどはキャンプに出かけています。自らギアを試してみることで、季節ごとの変化やお客様に最適なアドバイスができるよう心掛けています。

Q: ユーザーとしてキャンプを楽しむときと、お店の経営者としての立場で違いを感じることはありますか?

A: 不思議なことに、そこに大きな違いは感じませんでした。逆に、新しい商品が入荷するとワクワクしたり、次のキャンプで使ってみたいと考えたりと、まだユーザー目線で物事を捉えている自分がいます。

Q: お店のコンセプトや展開について教えていただけますか?

A: はい、抽象的な言い回しになりますが、「2つ目のドア」のようなイメージです。最初の「1つ目のドア」が大手スポーツ量販店だとしたら基本的なアウトドア用品が提供されており、そこでさらに興味を惹かれたら2つ目のドアを開けてもらいたい。そこでは新しいギアや楽しみ方が広がっている。お店を通じて次なる発見ができる、そんな場所になればと思っています。

1F店内の様子。2Fもあり所狭しの多くのキャンプギアが並んでいる。

Q: 取り扱うブランドについて教えていただけますか?

A: はい、一般的に知られているブランドから、実物を見ることのできなかったブランドまで、様々なブランドを扱っています。お客様が直接商品を手に取り、試すことができる環境を提供することが大切だと考えています。

地元横浜に向けてアウトドアの普及活動としてフォトラリをー実施中

Q: キャンプ場へのビジネス展開も行われているそうですね?

A: はい、最初は広告の取引先から始まりました。キャンプ場の集客や予約後のお客様への提案において、広告業で培ったノウハウが役立つと感じ、キャンプ場に特化したビジネスも展開しています。現在、約4件のキャンプ場と提携しており、今後も展開を広げていく予定です。

Q: キャンプ場の提案やアドバイスも行われている事例がありましたら教えてもらえますか?

A: はい、キャンプ場ごとに異なる自然の魅力や立地を考慮し、その特性に合った提案やアドバイスを行っています。例えば、木が多いキャンプ場では自然のままで楽しんでいただく提案を行ったり、子供たちの遊びの機会を提供するなど、キャンプ場の個性を生かしたアイデアを展開しています。

Q: お店で人気の商品やトレンドについて教えていただけますか?

A: 最近は、透明なグラスである「パイントグラス」が非常に人気です。保冷性のある真空のカップが主流でしたが、中身が見えることでビールを楽しむ要素が加わり、お客様に好評です。また、お店オリジナルのグッズも企画・販売しており、SNSで話題になりつつあります。

Q: 今後の展望やお店の方針について教えていただけますか?

A: 現在のニーズの変化に合わせて、家庭でも使えるアイテムや、キャンプ場内で楽しめる提案に注力しています。お客様には、キャンプ場での時間をより有意義に過ごしていただけるようなアドバイスやアイデアを提供していくつもりです。

Q: キャンプ場だけでなく家庭でも使える商品に力を入れているそうですね?

A: はい、今後ますます家庭やキャンプ場で使えるアイテムが重要になってくると考えています。商品だけでなく、提案やアドバイスも通して、お客様が手軽に楽しめる提案を増やしていくつもりです。特に、ご自宅でも楽しめる商品や、キャンプ場での特有の楽しみ方を提案し、より広がりを持たせていきます。

Q: 今後のキャンプ業界やキャンプ用品店に期待される変化について教えていただけますか?

A: 現在のキャンプ業界は、単なるキャンプだけでなく、その場でのエンターテイメントや楽しみ方に焦点が移りつつあります。キャンプ場やお店は、単なる商品の提供だけでなく、お客様にとって特別な経験や思い出を提供する場として期待されています。そのため、キャンプ場やお店が提案する価値がより重要になり、ユーザーとのコミュニケーションが深まっていくと考えています。

Q: 最後に、お客様へのメッセージがありましたらお願いします。

A: お客様のキャンプ体験がより楽しく充実したものになるよう、これからも様々な提案や新商品をご用意していきます。何かご質問やご要望がありましたら、お気軽にお知らせください。キャンプ場のオーナー様と共に、より素敵なキャンプライフを築いていければと思っています。

ありがとうございました。

(聞き手:日本オートキャンプ協会 事務局長 堺)

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