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2016年(平成28年)4月15日第242号 ( 4 )このところ車中泊の人気もあって、キャンピングカーが売れていると聞きます。多くのキャンパーにとって、キャンピングカーが憧れの対象であることは間違いありません。キャンピングカーと日本では一口に語られていますが、これらは荷台部分に居住スペースを確保した車両一体型と、自走できない牽引式のものとに大別されます。 英語では前者をキャンパーバン、モーターホームといい、後者をキャラバンやトラベルトレーラーなどと呼びます。そしてこれらを総称してリクリエーショナルビークル(RV)というわけです。 ご存じの通り、日本では駐車スペース確保の問題などから、一台の車両登録で済む車両一体型が主流。が、トレーラー(牽引型)は車両とは別に独立して設計できるため、デザインの自由度が高く魅力的なものが多い。最近、私が注目しているのはレトロなトレーラーです。今回はそのなかでも私が非常に驚いたブランドをご紹介しましょう。 ロサンゼルス発のハッピヤーキャンパーは、丸みのあるフォルム、色使い、どれをとっても昔懐かしい雰囲気でいっぱいです。ブランドロゴの書体や丸い窓、ジャロジー窓円盤状のホイールキャップ。これらのディテールからもレトロな車両を熟知した方がデザインしたことは一目瞭然。しかしこちらは新車なのです。デザイナーのデレク・Mさんは、お父さんが裏庭でクラシックトレーラーを丁寧にレストア(復元)する様子を見たのがきっかけで、その魅力の虜になったそうです。自らもビンテージトレーラーの修復を行うなどして、そののち写真のモデルHC1が誕生。現在、ハッピヤーキャンパーのトレーラーはカリフォルニアにて手作業で組み立てられています。驚くのは、レトロな外見と裏腹に現代的な高機能を満載している点です。 ご紹介しますと、ボンデッド グラスファイバーによる軽量ボディ、ボーズのブルートゥースサウンドシステム、ソーラーパネル、エレクトロニックブレーキ、LEDブレーキランプなどなど(一部オプション含む)。 内部は細かくブロック状に区切られたクッション付きシート、キッチンテーブルなどで構成され、これらは自分の好みにレイアウト変更が可能なうえ、完全に取り払うこともできます。この使い勝手の良さには本当に驚かされました。15年ほど前からアメリカではレトロフューチャーというコンセプトが非常に人気です。これはレトロな雰囲気を残したまま現代的な視点を加え進化させたデザインのこと。HC1もレトロフューチャーの一種と言えるでしょう。 レトロフューチャーは特に自動車の分野でもてはやされており、私も、このコンセプトが大好きです。車両に限らず、こうしたデザインがキャンプ業界に増えてほしいと切に願っています。レトロなのに最新のトレーラーに注目!カワタツヨシその ○54第215号トピック&最新ニュース」JACウェブサイトでは、全国のキャンプ場やメーカーから直接届く新鮮な情報をお届けしています。キャンプ場やメーカーで行うイベントの日程や内容、お得な情報まで、様々な情報を提供しています。是非ご活用下さい。キャンプ場・メーカーの方へ JAC加盟のキャンプ場、アウトドア用品メーカー、キャンピングカーメーカーなら下の送付物の宛名シールにある会員IDとパスワードを入れれば、直接、簡単にJACウェブサイトに情報を掲載することができます。イベントの案内や新製品情報など幅広くご活用下さい。送付物の宛名シール〒160 ― 0008 東京都新宿区三栄町12 ○○○○○○(企業名) ○○ ○○ 様123456a1b2c3d4←上段の6 桁会員IDと 下段のパスワードを入 力します。カワタツヨシその?続・注目を集めるポートランドの魅力とは 前回に引き続き、いま話題になっているアメリカ・オレゴン州ポートランドについて、ご紹介します。 日本で、ポートランドに注目が集まる大きなきっかけとなった、雑誌KINFOLK日本版の創刊。その編集長を務める圓角航太さんにご当地の様子をうかがいました。「ダウンタウン周辺は小さくまとまり、洗練された雰囲気があります。古着店、それぞれのスタイルを持ったインディペンデントコーヒー(個人経営のご当地コーヒー)、ギャラリーなどがあり、アーティストも数多く住んでいます。そうしたカルチャーの街として発展が進んでいる一方で、山や森、川、海が感じられる場所でもあります。さまざまなカルチャーがナチュラルなものとうまく融合した街といえるでしょう」。圓角さんによれば、この地はキャンプやカヌー、スノーボード、サーフィンなども楽しめる場所。道路に自転車専用レーンを設けるなど街全体に車よりも自転車を選ぶような気質がありサイクルオレゴン(オレゴン州を巡る自転車の一大イベント)が開催されていたりするといいます。「ウエスコ、ラングリッツ・レザーズ、ダナーなどの職人を抱える町で、DIY精神が息づいているのも特徴。ファッションの世界では、4~5年前からセレクトショップが、ペンドルトン、ポーラー、そ買い付けに、この地を訪れていて、注目が集まっていました。 街で目にするものは家具でも食器でも、ラフで粗野だけれど、素材の美しさを生かしたプロダクツが多い。ナチュラルでうまく力の抜けたそれらの雰囲気は魅力があります」。そんなポートランド発のKINFOLKはアーティスト、ライターデザイナー、フォトグラファー、料理人といった人々のコミュニティから生み出されています。聞けば本国版のスタッフはみながポートランドの出身というわけではないそう。が、クリエイティブなものを生む土壌があり仕事をする上でもポートランドは最適だったようです。誌面に登場するのカワタツヨシ/メンズファッション誌を中心に編集・執筆を行う。2011 年春から、キャンプ空間をスタイリッシュに演出する楽しみ方、「ビューティフルキャンピング」を広めようと活動中。http://beautifulcamping.net/https://www.facebook.com/BeautifulCampingに、同様の雰囲気を持つ世界中の都市、レシピや食事の様子に加え、街や スズキが軽ワゴンタイプの乗用車とSUV(スポーツ用多目的車)を融合させた、新しいジャンルの新型軽乗用車「ハスラー」を発売した。 同車は広い室内空間と軽自動車に求められる日常での使いやすさに加え、アウトドアやスポーツなどのレジャーを好む人や、起伏のある路面をクラス最高のホンダが小型SUV「ヴェゼル」発売D」を同社として初めてハイブリッド車にも搭載した。 さらに、電子制御パー走行する機会が多い人に向けた「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに開発された。 ワゴンRと共通のプラットフォームを採用することにより軽ワゴンと同等の広い室内空間を確保し、エントリーグレードを除くCVT車には、エネチャージをはじめとするスズキの次世代環境技術「スズキグリーンテクノロジー」を採用。JC08モード走行で29・2㎞/Lの優れた燃費性能を実現した。CVT全車をエコカー減税の免税対象車としている。 エントリーグレードを除く4WD CVT車には、急な坂を下る際に車速を約7㎞/hに維持す軽ワゴンとSUVが融合スズキの新型軽乗用車「ハスラー」る「ヒルディセントコントロール」と、雪道などの滑りやすい路面での発進をサポートする「グリップコントロール」を軽自動車で初めて採用。 さらに、レーダーブレーキサポート「衝突被害軽減ブレーキ」や誤発進抑制機能などの先進の安全技術も搭載している。 グレードは「A」「G」「Gターボ」「X」「Xターボ」の5種類で、価格は104万8950~157万6050円。エンジンは0・66リットルのDOHC吸排気VVTとDOHC吸排気VVTターボのいずれかを搭載。変速機は5MTもしくはCTV、駆動方式は2WDもしくは4WDを採用している。問い合わせはスズキ フリーコール 0120・402・253キャンプ天国北海道へ! 2度も上陸した北海道そこはまさしくキャンプ天国でした。関東、東北と北上して行った僕らのキャンプ旅はいよいよ試される大地北海道へと向かいます。 青森県の大間からフェリーで函館へ。北海道への前泊地として旅人界隈で有名な大間崎キャンプ場で一夜を過ごし、初めての北海道にドキドキ、ワクワクしていたのを思い出します。 北海道に到着しキャンプ場を巡っていて驚いたのが、キャンピングカーとライダーの多さです。現役を引退され、キャンピングカーを購入して全国を旅している年配のご夫婦やバイクが好きでツーリングをするためにキャンプ道具を積み込んで旅をしているライダーの皆さん。キャンプのスタイルは違えど、北海道はキャンプ旅をするにはもってこいの土壌がありました。 なぜ、これほどまでに北海道がキャンパーに好かれるのか。それはやはり圧倒的な大自然が人を魅了するからでしょう。山、川、湖、海そのすべてのスケールが大きく、日本ではなく別の国へと来たのではないのかと錯覚するほどです。 実は僕たちは2014年7月と2015年7月に北海道へ渡りました。それはやはり〝あの大自然の中で過ごす時間?が忘れられず、贅沢にも2年連続で北海道を旅することとなったのです。 旅の進路を決めるのはもちろん2人で話し合って決めますが、あの時は北海道にもう一度行きたくて半ば強引にヤマケンを誘いました。その時にヤマケンがなんとも言えない顔をしていたのを今でも覚えてます。そりゃ2年連続で行こうなんて思わないですよね(笑)素敵な出会い 北海道キャンプ旅では素敵な出逢いがありました。まず、今では僕らの師匠となった稲垣さんという方との出逢いです。 稲垣さんはキャンピングカーで日本全国を旅しながら執筆されている作家さんです。カーネルというクルマ旅雑誌を読まれたことがある方はご存知ではないでしょうか。それは衝撃的な出逢いで達古武オートキャンプ場という釧路湿原にあるキャンプ場で「おい、兄ちゃん。牡蠣食わんか?」と声をかけて頂いたのが一番最初の出逢いです。 今では日本全国でご一緒させて頂ける関係になることができました。 また、この新聞でも連載されている女子キャンパーのこいしゆうかさんともご一緒させて頂きました。離島の焼尻島、天売島へ一緒に旅をしたり北海道に数ある秘湯を巡ったりもしました。オートリゾート八雲で心を学ぶ オートキャンプ協会からご紹介を頂いて行ったキャンプ場の一つにオートリゾート八雲があります。こちらでは、マネージャーの新田さんにキャンプ場運営の「心」を教えて頂きました。 常連キャンパーさんのキャンピングカーのサイズを完璧に把握し、どこのサイトに入ってもらえばゆっくり過ごしてもらえるのか。また、初めてきたお客様にもたくさん楽しんでもらえるようにピザ作りやクラフト体験を準備。何年もかけて作り上げてきた新田さんの想いを一つ一つ勉強させて頂きました。残念ながら2015年にキャンプ場を退職されてしまいましたが、あの時学んだキャンプ場運営の「心」キャンパーへの配慮は僕がキャンプ場で働く際やブログなどでキャンプ情報を発信する際の指針になりました。 次は東北地方の日本海側そして北陸地方についてです!お楽しみに!。佐久間亮介・山口健壱の2名によるキャンプチーム。キャンプのやり方、オススメの道具・キャンプ場情報を発信中。https://camp-in-japan.com「LifeFREEKs」基本のカラー展開は5色。ハッピヤーキャンパーは販売だけでなく、アメリカ、カナダでレンタル事業も行なっています。師匠稲垣さんと僕らの車こちらは車内の様子。レイアウトのバリエーションは公式ホームページ内の動画や図解で確認できます。http://happiercamper.com/こいしさんと一緒に行った焼尻島で