ブックタイトルAuto Camp
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Auto Camp
2015年(平成27年)9月15日第235号(6)オートキャンプ白書2015によると、キャンプ用品の購入先の店舗はアウトドアショップが55・7%、スポーツ用品店30・0%となっているが、キャンプ用品を扱う新しい店舗が登場した。埼玉県のJR新都心駅前にオープンしたヨドバシカメラ内のアウトドア用品売り場である。アウトドアショップやスポーツ店ではない店舗でキャンプ用品が売られていることにも注目されるが、この売り場には、キャンパルジャパン、ロゴスコーポレーション、スノーピークの3つのブランドのブースがあり、それぞれのメーカーの担当者が常駐しているのが大きな特徴だ。かつてはアウトドアショップと呼ばれる店舗は街の中に個人の店が多く見られたが、店舗の大型化などにより、90年代以降そうした個人のアウトドアショップの多くが姿を消した。大型のアウトドアショップが残った他、アウトドアショップ個人や小規模な企業で製品を開発し、発売する「ガレージ」ブランド。様々な製品が発売される中、キャンプ場から新たなガレージブランドががない地域でキャンプ用品を販売したのはスポーツ用品のチェーン店とホームセンターだった。アウトドアショップの良いところは、製品についての説明を詳しく聞けるということ。ホームセンターの基本は、DIY(ドゥーイットユアセルフ・自分でやろう)なので、品物選びは自分でしなければならない。スポーツ店では、様々な種目を扱っており、キャンプはその一部でしかないため専門の人がいることが少ない。こうした店舗で用品の説明をする人が少なくなる中、ロゴスコーポレーションやスノーピークは全国に直営店をオープンさせた。ヨドバシカメラなど電化製品売り場では、各メーカーの担当者が店頭に立っていることが多い。この方式をアウトドア用品売り場に活用したのが今回のアウトドアメーカーブースである。キャンプ全般について聞くことができる他、メーカー担当者ならではの深い商品知識で初心者からベテランまで、キャンプ用品を安心して購入することができる。あるメーカー担当者は「小売業全体に言えることなのかもしれないが、各店舗の『販売力』は以前より落ちている傾向にあると思う。そうした中でメーカー担当者が店舗に立つことは店舗の販売力の向上につながることは確かだ」と話す。キャンプを始める時の最初のハードルの一つが用品選び。その際、より選びやすく、買いやすい状況を作っていくことはキャンプの普及に大きなプラスとなるだろう。ヨドバシカメラさいたま新都心駅前店048・645・1010スタートする。新ブランド「mas」を立ち上げるのは栃木県にある「キャンプラビット」の倉川真吾氏。埼玉県でオリジナル家具を手がける「ソウイウッドワークス」の技術と倉川氏のキャンパーとキャンプ場ノウハウを合わせてつくられたもので、第一弾として焚き火スツールと木製テーブルが発売される。「マス」とはスペイン語でプラスの意味。キャンプのノウハウとオリジナル家具作りの技術に、「楽しむシカケ」をプラスしたブランドとして名付けられた。焚き火スツールは逆三角形というイスとして一見すると不安定な形に見えるが足でささえることでしっかりと安定するオリジナリティーのあるデザイン。下空間には焚き火をする時、湿気てしまいがちの薪を地面から浮かしておけるというのがこの製品のシカケだ。木製のテーブルは自然風合いがあるだけでなく高さを2段階に変えられそれぞれの高さも使いやすさを考えられた造りになっている。販売はキャンプ場現地とホームページで行う。価格等の詳細は「キャンプラビット」のホームページで発表。0287・77・2721。(関連記事8面)女子キャンプ日記こいしゆうか音楽フェスとキャンプ富山県のゲレンデで行われる「SAYHELLOFESTIVAL」という音楽フェスにゲストとしてお呼ばれしてきたので、初富山に向かったわたし。音楽フェスなんだけども、アウトドアステージが今回はじめて設置され、そこでキャンプについてのトークショーやテントに落書きワークショップをしてほしいとのこと。アウェイじゃないだろうかとどきどきしながら、せっかくだから楽しもうとおもい、友人らを連れてみんなで出発。ゲレンデは広く天気は上々すぎるくらいにあつい。日陰がないので、大きなコットンタープをさっそく立てた。コットンのタープは重くてでかくて、避けていたんだけどこれまた日陰の濃さが全然違う!コットンタープの下は少し風が通って涼しい。キャンプサイトからステージも見れるので、わざわざ近くに行かずのんびりお酒を飲みながら鑑賞できる。ほとんど地元のお客さんらしく、アットホームなフェスだ。キャンプの人もちらほらいるけどかなり少ない。グループとファミリーのテントが数張りあるだけだった。みんな、日帰りで参加するらしい。キャンプすればもっと楽しいのになぁ。翌日、わたしのトークショーに人が集まるか不安だったけれども、思いのほか人が来てくれた。わたしのことを知ってる人も(ありがたいことにいた!)知らない人もみんなが優しく見守ってくれる。富山の人の優しさに感激!終わった後も、道具を見てきてくれたり、キャンプをしたいけどどうしたらいいのーっと積極的に相談してくれる人たちに囲まれてまたまた感激。そうか、やっぱりキャンプしたいのか。女性も男性も目をキラキラさせながらわたしの得意とするザック1つで行く〝徒歩キャンプ?道具をじっくり見ていただいた。富山には立山連邦という、大人気な山々が立ち並ぶ憧れの場所だったので、その近くに来れただけで本当にうれしい。(その翌月その山たちに登ることになってまた富山に行くのだが笑)今年の夏は、北海道、九州、富山と北から南といろいろな場所に行けて、様々な地域でキャンプを楽しむ方に会えたのが1番の思い出だ。このコラムを読んでいただいている、全国のキャンプ場様、イベント主催者様、女子キャンプ普及のためこいしどこでも出張しますので!ぜひぜひ気軽に呼んでくださいな。ヨドバシカメラに用品メーカーブースキャンプラビットから「mas」発売テープルとスツールは第一弾。今後も新しいキャンプギアを提案していくという。時計売り場に隣接するアウトドアコーナー。知っておこう!自然の知識より安全に楽しむためにキャンプは自然の中で楽しむレジャー。そのため天候をはじめとした自然の力に状況は大きく左右されます。天候をはじめとした自然の知識を身につけるのもキャンプの魅力の一つ。大雨や強風など天候が急変した場合は、自分だけは大丈夫と思わず、撤収や避難するなど臨機応変な対応も必要です。真っ黒い雲や、雷が近づいてくる。急に冷たい風が吹いてくる。こんな兆候に気が付いたら、安全な場所に避難するなど、素早い対応を心がけましょう。気象庁のホームページ「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」では天候の急変時などに対応するためのビデオが見られます。http://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/cb_saigai_dvd/index.html気象庁のホームページ「急な大雨・雷・竜巻から身を守ろう!」美しい自然を楽しみ、触れ合うのがキャンプの魅力。そして、その自然とのつきあい方を知ることもキャンプの楽しみのひとつです。家電専門店にアウトドアショップ席キャンプ場から新ブランド発信女子キャンプコーディネーター/イラストレーター。こしいオリジナルテント〝PANDA?がtent・MarkDESINから好評発売中。