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( 7 )  2014年(平成26年)11月15日第225号青森県 今後増加が予想される訪日外国人に対して、オートキャンプはどのような対応をしていくかを話合う「訪日外国人へのオートキャンプ普及促進勉強会」が10月30日に行われた。 昨年訪日外国人が1万人を突破し、2020年に東京でオリンピック、パラリンピックが開催さ 本誌2面「台湾のキャンプ場レポート」のこぼれ話。 貴子坑キャンプ場を見学する際、ボランティアのスタッフが案内してくれた。市内バスで移動の予定だったがバス停の前でスタッフの知り合いの車が通った。しばらくそのトラックの運転手と話していると「時間がないのでこの車で行こう」ということになった、らしい。 トラックといっても保冷車である。道ばたでワイワイ話しているいる内に「これに乗れ」と保冷車の荷台の中を整理し、イス代わりに金属のビール樽に座れと言う。 言われるがままに他の編集室からオートキャンプハンドブック発行アウトドアでの注意喚起もオートキャンプ指導者講習会開催「訪日外国人へのオートキャンプ普及促進勉強会」開催スタッフと保冷庫の中に座る。一度運転手が扉を閉める。真っ暗闇の中でスタッフが騒ぎ出し、運転手が扉を開けた。「これで移動は無理だろう」と思っていると、スタッフの1人が保冷庫の扉を押さえ、少し開けた状態で車は走り出した。隣の若い女性のスタッフは暑い保冷庫の中で、気を遣って扇いでくれる。 信号待ちで止まっていると外が騒がしい。隣の車が「保冷庫の扉が開いているぞ」というと、当トラックの運転手は「中に5人乗ってるんだ」。隣の運転手「O K!」。納得したらしくそれで会話は終了。手に汗を握るアジア的移動を40分間体感した。(さ)のアウトドアショップなどで配布される。 オートキャンプの魅力から、簡単な始め方、キャンプの一日のスケジュールなど、これからキャンプを始める時に必要な情報の他、アウト キャンプを基礎から学べる「公認オートキャンプ指導者講習会」が日本オートキャンプ協会主催で、12月6日(土)・7日(日)、青森県の平内町にある夜越山ヒュッテで開催される。 キャンプの楽しさを人に伝えようとした時、自分の経験だけでは、わからないことが多い。キャンプはいつ頃、どこの国でどのような背景で始ま長、堺業務課長。 オートキャンプの現況説明後、各業界のインバウンドに関連する状況が報告された。 司会の折戸氏。「オートキャンプは他の宿泊施設に比べ、観光資源の近くに宿泊できることが大きなメリットだ。旅行者に日本のオートキャンプの快適性、安全性が認知されれば全国的に普及できる可能性がある。」 長崎観光課長「訪日外国人は現在順調に増えているが現在インバウンドは観光産業全体の5・7%でしかない。現状ではゴールデンルートと呼ばれる有名観光地を巡るツアーが7割を占めており、今後は地方の新たな観光資源を発掘する必要がある。そのためにもオホットケーキミックスで作るさつまいもマフィン~絶品ダッチオーブン料理~塩原真知子(しおはら・まちこ)イベントなどでダッチオーブンを使ったお菓子やパンの作りを紹介するほか、キャンプ場で、料理教室などのイベントも開催している。 マフィンにはアメリカ式のカップケーキ状の焼き菓子とイギリス式の丸いパン状のイングリッシュマフィンがあります。 今回はホットケーキミックスとさつまいもを使った焼き菓子のマフィンにしました。さつまいもは焼き芋を潰して混ぜ込んでも美味しいので是非作ってみて下さい。 ダッチオーブンの中に2㎝の底あげをして、中火(170℃)に予熱する。さつまいもは蒸し器や焼き芋を使い柔らかくしてから潰しておく。 バター、卵、牛乳は室温に戻しておく。①ボウルにバターを入れクリーム状になるまで泡立て器で混ぜ、砂糖を入れ、白っぽくなるまでよく混ぜる。②①に溶き卵を2~3回に分けて入れ、もったりとするまで良く混ぜる。③②にさつまいもを加え、ホットケーキミックスと牛乳を半量ずつ入れてゴムベラで練らないように底の方からさっくりと混ぜる。④マフィン型の半分くらいまで生地を入れ、ダッチオーブンに入れて中火で30分~40分焼く。竹串を刺してみて生地が付かなければ焼き上がり。⑤底上げの上で冷ましたら出来上がり。◆材料 6個分バター 90g砂糖 60g卵(M玉) 2個さつまいも 150gホットケーキミックス 200g牛乳 50CCったのか。日本にはキャンプ場がいくつあるのか。安全に楽しむために、守らなければならないことなど、その楽しさを人に伝える上で必要な知識がある。公認オートキャンプ指導者は、こうしたキャンプの楽しさを人に伝えるために必要な知識を習得できる貴重な機会。 2日間の講義が行われ認定試験に合格すれば公認オートキャンプ指導者証が交付される。 講義内容は、オートキャンプとは何か(オートキャンプ概論)・指導するにあたって心がけること(指導論)・キャンプを楽しむ際の自然との接し方(環境保全行動論)・キャンピングカーの種類と特徴(RV論)・キャンプ仲間の作り方(コミュニケーション・ワーク)・安全にキャンプを楽しむために注意すべきこと(安全管理論)・用具の正しい扱い方(生活技術論)など一般の人に向けてキャンプを解説するため必要な知識を網羅した内容となっている。 参加費はテキスト・講習代・受験審査料を含めて1万1000円。認定試験に合格の際には別途登録料5000円と写真(タテ3×横2・5㎝)が必要。 これからオートキャンプを始めたい方に向けたハウトゥ本「オートキャンプハンドブック」が発行された。 日本宝くじ協会の助成を受け日本オートキャンプ協会(JAC)が発行したもので、全国のJAC加盟キャンプ場の他、本誌が置かれている全国カー協会連合会・佐藤譲会長、羽鳥湖高原レジーナの森・田代嘉宏代表、観光庁観光地域振興部観光資源課・長崎敏志課長、観光庁観光地域振興部観光資源課・荒井達也氏・日本オートキャンプ協会山元専務理事、竹内事務局ートキャンプに期待するところが大きい。」 佐藤氏「昨年8月千歳空港のレンタカーの利用客が減ったが、その理由のひとつに外国人観光客が増えたために宿泊施設の予約が取りずらくなり国内観光客の減となった事が考えられる。安価で観光地に近く、様々な体験ができるオートキャンプは、今後こうした利用者の受け皿として期待される。」 田代氏「キャンプ場では情報発信の方法や受け入れ体制を模索中。現在は英語と中国語に対応出来るが、今後も海外からの集客を積極的に進めていく」と話した。 フリーディスカッションでは、訪日外国人がキャンプ場を利用する場合の装備についての質問が出た。キャンピングカーのレンタルの状況は、まだ数が少ないこと。キャれるなど、今後、訪日外国人観光客の増加が予想される中、オートキャンプは訪日外国人にむけてどのような対応をしていくかを、オートキャンプに関連するる各業界の人の意見をもとに今後の課題を話合った。 出席者は、司会に玉川大学経営学部・折戸晴雄教授、北海道地区レンタンプ用品のレンタルについてはレンタル会社は少ないがキャンプ場でのレンタル用品が充実してきていること。現状でも国内ユーザーに対してレンタル用品を提供しており、またキャンプ場内にあるコテージなどの建物を利用すれば海外からの利用者にも対応できることが指摘された。 国内の観光地では外国人観光客のマナーが問題になっているが、日本のオートキャンプの文化とともに、マナーなどの周知も必要ではないか。現在外国人観光客は、都市部ではwifiやGPSを活用して自由行動できるようになっており、こうした整備も今後必要になる等が検討事項として挙げられた。 今回の出された課題を基に次回は実例を検証していく予定。 対象はJAC個人会員なので会員外の方は、事前に入会手続(入会金2000円年会費5000円)が必要。 会場の夜越山ヒュッテは夜越山オートキャンプ検索。 お知らせ・本誌10月号で同講習会の会場を青森市中央市民センターとお伝えしましたが、夜越山ヒュッテに変更になりました。場にあり、青い森鉄道・小湊駅から車で10分。東津軽郡平内町大字浜子字堀替36・1。 問い合わせ・青森県オートキャンプ協会0 1 7・744・7447。詳細は同協会ウェブサイトに。「オートキャンプ」でドアクッキングのレシピも紹介。 またキャンプなどのアウトドアを楽しむ際に、事故に遭わない心がけなど、アウトドアで楽しむための注意なども収録されている。 問い合わせJAC03・3357・2851