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AC10
町内会のおやじに認められた。「ポジティブ・オフ」運動とは、休暇を取得して外出や旅行などを楽しむことを積極的に促進し、休暇(オフ)を前向き(ポジティブ)にとらえて楽しもう、という運動です。第17回アジアパシフィックラリーに今回日本から27名と沢山の人が参加した。 これまで海外のラリーは毎年のように参加している「ベテラン」が中心だったこれまでの大会に比べ、今回は、29名の内21名が初参加というフレッシュな顔ぶれとなった。また今回は、昨年沖縄で行われたアジア・パシフィックラリーをサポートした沖縄の名桜大学の学生が、今回は参加者として、キャンプラリーを体験。会場での交流の他、台湾の師大大学の学生との交流も行った。 大会期間中は、台風の影響もあり、雨が降ったり止んだりという生憎の天候だったが、参加者はキャンパーの力開会式のステージがラリーの幕あけそんなことにも頓着をせず、開会式を始めとしたセレモニーや様々なパフォーマンス、そして台北市内を中心とした観光ツアーや地元との交流を楽しんだ。今回の会場が台北市内ということもあり、沢山のツアーの中から好きなコースを選ぶことができた。観光バスではなく、地元の人が利用する、路線バスや地下鉄を使っての旅行に参加者はより身近に台湾の人達を感じることが出来た。 多くの参加者の声が台湾の人達の「温かさ」。ボランティアのガイドの人達の細やかな気遣いの他、地下鉄やバスに乗れば、どんなに混んでいても、若い人達がスッと席を立ち、席を譲ってくれる姿だった。 昼のツアーが終わると夜は毎晩のように、パーティーが行われる。パーティーで台湾のキャンパーと仲良くなれば、「うちのテントサイトにお出で」と声をかけられる。 雨の中、台湾キャンパーのサイトを訪れれば、熱烈歓迎だ。お酒を飲み飲めば歌え。日本のキャンパーもみんなで歌う。 そこで感じたのが、台湾キャンパーの温かさもさることながら、日本のキャンパーの「キャンパーのタフさ」を実感。 参加者は朝早くから、台北市内に繰り出し、買い物や観光、昼間は各所にツアーに出かけ、夜のパーティーに、テントサイトでまた小パーティーと休む間もない、スケジュールの中、どんな時でも楽しそうに過ごして居たようだった。 恐らく、キャンパーではない、ただ旅行客ではこんなにハードな旅行を楽しめなかったのではないかと思う。キャンパーだからキャンプの大会を楽しめたのではないかと感じた。 1面の手を繋いでいる写真はアジア大会の閉会式で恒例となっている日本で言う「ホタルの光」を合掌しながらてを組んでいる様子。 日本ではホタルの光は別れの歌だが英国では、再会を誓って歌うものだという事を参加者の方達から教えてもらった。(記・堺廣明) ■参加者名は左記。平野芳信、平野えい子、金子達也、尾藤嘉洋、神戸博康、神戸美代子、堀之内晄平、堀之内光子、須藤央、島西哲、折戸晴雄、小島有三。 ■名桜大学からの参加遠矢英憲、田原亮二、堤理恵、坂本理穂、奥平愛奈美、鹿島良悟、三浦梢大城里奈、佐藤里奈、高良愛、大村伸之介、笠奈々美。 日本オートキャンプ協会・吉田章会長、明瀬一裕副会長、堺廣明業務課長。 (順不同・敬称略) アジア・パシフィック大会来年の開催国は韓国の予定。問い合わせ・日本オートキャンプ協会03・3357・2851。閉会式での見事な儀仗兵のパフォーマンス映画「千と千尋の神隠し」の舞台のモデルになった建物を訪れる路線バスで訪れた故宮博物院日本ブランドのロゴが目立つテントサイト台湾のキャンピングクラブのテントに招待されて海外から参加者はトレーラーに泊まった開会式の客席はビッグテントの中に地元台湾のサイトは雨でぬかるむウェルカムパーティーで台湾式尺八のパフォーマンスラリーを支えてくれた、たくさんのボランティアの人と一緒にアジア・パシフィックラリー参加記第17回2014年(平成26年)10月15日第224号 ( 2 )