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2014年(平成26年)9月15日第223号  ( 6 )オートキャンプの潜在需要が上昇 余暇活動の潜在需要の上位10種目で、20代男性でオートキャンプが3位に入った。 これは国内の様々なレジャーの状況を分析している「レジャー白書2014」~マイレジャー時代の余暇満足度~(発行・日本生産性本部)のデータで、希望率から参加率を引いたこれからやって見たい「潜在需要」の順位によるもの。 性・年齢別に見ると、男性全体では前年の7位から5位に上昇。10代では10位以下から10位に。 20代では10位以下から3位に躍進。30代では8位から6位に上昇している。40代になると4位から5位に一つ下がり50代では5位から8位に下がっており、13年は若い人の潜在需要が大きく伸びているのがわかる。 一方女性の潜在需要を見ると12年に上位10種目では「オートキャンプ」は唯一30代で10位に入っていたが、13年は全ての年代で10位以下となっている。 「オートキャンプ」の潜在需要は全体でも10位以下から8位に入っており、全体の状況でもオー日数と満足の比例関係 13年参加人口上位4種目は「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」ドライブ、外食、映画と上位4種目は変化はなく1位の国内観光旅行は、ドライブ、外食などの参加人口が減少する中、大きな減少を見せず、レジャーの代表格として定着していることを指摘している。 13年の余暇市場は65兆2160億円となり、前年比0・8%となっており02年以来、11年振りのプラスとなった。  中でも観光・行楽が2年連続して大きく伸び、多くの分野で回復傾向が見られた。 スポーツ部門は横ばいを維持し、キャンプ用品登山用品などは引き続き伸びている。またスポーツサービスではフィットトキャンプの他、5位にバーベキュー、7位にピクニック、ハイキング、野外散歩、10位に登山が入っており同書でも「アウトドアレジャーが目立つ」と指摘している。キャンプに憧れる若者達―レジャー白書2014― 女子キャンプ日記こいしゆうかキャンプの師匠SAMさんが素敵なキャンプ本を出版です女子キャンプコーディネーター/イラストレーター。こしいオリジナルテント〝PANDA ”がtent・MarkDESINから好評発売中。 先日、人生とキャンプの大先輩である有名ブロガーのSAMさんが初めての著書を出版された。題名は「ベテランキャンプブロガーSAMのお気に入りキャンプ場教えます」。今まで行ったことのあるキャンプ場をSAMさんの言葉で紹介している。光栄なことにSAMさんの推薦により、わたしはこの本のイラストを全て担当させていただいた。 1つ1つの原稿ができ次第、わたしがそれに目を通してイメージしてイラストを描く作業が2ヶ月くらい続いた。いわば誰よりも早く原稿を読んだ一番最初の読者だ(ちょっと自慢)。 最初は、40個あまりのキャンプ場のイラストは難しいんじゃないかと思っていた。草原か林間か河原か。単なるキャンプのイラストだと、変わり映えのないものになってしまう。しかしそんな不安はすぐに吹き飛んだ。とにかく衝撃を受けた。こんなキャンプ場紹介本は見たことない。水場がきれいだとか、安いとか、ファミリーにいいとかそんなことはもうほとんど書いてない。ここのキャンプ場のオーナーの話や愛犬の話、キャンプ場のなかの誰も見つけられないようなこだわりのことをSAMさんはよく「キャンプ場は人だ」と言っていた。その通りで、これはキャンプ場紹介という名の「人の紹介」本だった。生き方だったり、考え方だったり、そんな内容がつまっていた。 わたしの拙い文章ではこれっぽっちもその魅力が伝えられずもどかしいんだけれども、この本はキャンプを1度でもしたことがある人には絶対読んでほしい。これを読んだ後と、読む前ではきっとキャンプ場という場所の見方が変わるはず(そしてわたしのイラストもいつもとひと味ふた味違います。)。 この本の出版記念イベントが千葉県にあるホウリーウッズにて開催されたので、こちらにも参加してきました。200人を超えるSAMさんファンが集結して、みんなで1つのキャンプイベントを作り上げたという感じで、その時間は幸せそのものでした。 ぐるりとみんなのサ よく考えるとわたしの今は全てキャンプが生んだ縁ばかりだ。昔はごちゃごちゃな人間関係に疲れたのか(笑)ソロキャンプに憧れて、1人でキャンプをしていたつもりだったけれども、いつのまにか今は1人でキャンプする暇なんてなくなっていた。会いたい人がいて、話したい人がいて、一緒に焚き火を囲んだりタープの下で話をする。それが楽しみでまた東京でがんばれる。キャンプというものは人と人をつなぐものなんだなぁと、あの場所で、また確信した。 この場をお借りして、最後に一言、SAM先生本当におめでとうございます。きっとずっと人の記憶に残る素敵な本に携わることができてとても光栄です。ありがとうございます。今度ゆっくりキャンプでお会いしましょう。イトを見に行ったとき、サイトがお隣同士の人たちが交流していたり「こういう出会いもまたキャンプですね」など話をしているのを見てなんだかこみ上げるものがあった。ネスの他、スキー場が伸びを見せているという。 今回は「マイレジャー時代の余暇満足度」と題して、余暇に対する満足度を分析している。その中で、満足度の高い「高満足者」と満足度の低い「低満足者」の回答を比較している。 参加種目数を全体平均の12・9種目と比較すると高満足者は14・1種目と平均を上回っているが低満足者は11・9種目と平均を下回っている。 高満足者の潜在需要の7位には、観劇、ピクニック・ハイキング・野外散歩とならびオートキャンプが入っている。短期旅行はオートキャンプが人気 余暇活動に参加した回答者に、1回当たりどれくらいの時間参加したかを聞くと24時間以上2日未満では、国内旅行を抜いてオートキャンプが1位。2日~3日未満の2泊ではオートキャンプは国内観光旅行に続いて2位。3日~4日未満の3泊では、海外旅行、帰省旅行、国内観光旅行、クルージング、フィールドアスレチックに続いて6位となっている。 1回あたりの活動時間と満足度はどのような関係があるのかを「国内観光旅行」について旅行日数別に満足度を調べている。それによると旅行日数と満足度の関係は、日数が多いほど、満足度が高まっている。 満足度を高めるためには、時間や日数を増やすために休暇取得日数の増加が必要であるほか、日常ではできない感動体験や身体運動をする時間を過ごすことが満足度の向上につながっていると考えられる。詳しくはJACホームページで(「オートキャンプ」で検索)●「オートキャンプガイド」と 「JACオリジナルステッカー」をプレゼント●キャンプ場割引サービス(全国250ヵ所)●商船三井フェリー運賃割引(大洗-苫小牧)●毎月、広報紙「Auto Camp」が届きます●世界のキャンパーとつながることができます●国内の様々なイベントや講習会などに参加