ブックタイトルAC1409

概要

AC1409

転車までという豪華商品が提供された。協賛品はステージで行われた抽選会や災害対応キャンプなどイベントの参加者に手渡された。「ふくしまからありがとう」　今回の大会を契機に、福島の復興を支えてくれたキャンパーに対して県内12カ所のキャンプ場で割引などのプレゼント企画がスタート。場内にはＰＲのブースが設けられた。（キャンペーンの詳しい内容は日本オートキャンプ協会のウェブサイトで）。来年10月秋吉台ＡＣで開催　閉会式では、協会旗が今回の会場となったフォレストパークあだたらから、次回の開催地、美祢市の副市長に手渡された。　次回ジャパンキャンピングラリー2015は、10月10日～12日、山口県の秋吉台オートキャンプ場で開催を予定している。トヨタ プリウスＰＨＶ外部電源供給システムを実演　様々なイベントが行われたジャパンキャンピングラリー会場では、災害対応キャンプとして、災害時に役立つキャンプのテクニックの講習会が行われた他、非常時に活用できるトヨタプリウスＰＨＶ（プラグ・イン・ハイブリッド）外部電源供給システムのデモンストレーションが行われた。　外部電源供給システムは、プリウスＰＨＶのバッテリーを電源として、停電などの非常時に車外の家電機器に電源を供給することができる機能。　プリウスＰＨＶは、搭載している大容量の電池を活用し、家庭用と同じＡＣ100Ｖの電源が1500Ｗまで使えるアクセサリーコンセント（※1）を室内に備える。また充電ポートに差し込んで、ドアや窓を閉じた状態で車外への電源供給を可能にするヴィークルパワーコネクター（※大会旗は次回開催地の山口県美祢市へ都会の中だけでなく森の中のキャンプサイトにも映えるプリウスPHV炊飯器などの調理器具を使用して、停電時などの非常時の活用方法を解説1）も装備している。　会場ではプリウスＰＨＶの実車を展示し、ヴィークルパワーコネクターを通して供給された電源を使って家電機器の使用を実演。ホットプレートでソーセージを、トースターでパンを焼き、炊飯器で実際に米を炊いたほか、照明器具や屋外で使える電動シャワーなど、日常で使用する様々な家電を実際に使用した。参加者はプリウスＰＨＶ外部電源供給システムが、停電時などの非常時に活用できることを実感していた。次世代環境車の柱ＰＨＶ　石油需要が拡大する中自動車燃料の「省石油・脱石油」などのエネルギー多様化に向け、高い環境性能を持つ、電気自動車（ＥＶ）やハイブリッド（ＨＶ）、今回の展示されたプラグ・イン・ハイブリッド（ＰＨＶ）など様々なシステムが開発されている。　中でもＰＨＶは、充電した電力を使うＥＶ走行と、エンジンとモーターを組み合わせて走行するハイブリッド技術を融合させた先進的システム。　外部からの電気利用促進により、自動車燃料の多様化、化石燃料の消費抑制ＣＯ2排出量の削減効果が期待できるＰＨＶは、「次世代環境車の柱」とトヨタは位置づけている。使い勝手の良さと魅力的な走行性能　プリウスＰＨＶは、高容量のリチウムイオンバッテリーを採用し、外部電源からの充電に対応する高効率車載充電器を搭載。手軽に自宅のＡＣ200Ｖ電源で約90分、ＡＣ100Ｖ電源なら180分で満充電にすることができＥＶ走行距離（充電電力使用時走行距離）26・4㎞（※2）を実現している。　平日の買い物や通勤はＥＶモード（※3）で走行し、ＥＶモード（※3）に必要な電力を使い切った後はハイブリッド燃料消費率31・6㎞／Ｌ（※2）のＨＶモードに自動的に切り替わるので、電池切れを心配する必要がない。バッテリーの残量や充電場所を気にすることなく、これまでのハイブリッドカーと同じ感覚で安心してロングドライブを楽しめるのが特徴。　また一定の速度で高速外部電源供給の実演に多くの人が注目していた走行を続ける場合は「ＥＶ／ＨＶモード切替スイッチ」でＨＶモードに切り替え、電力を温存し市街地走行で利用すれば、より効率的に電力を使用することができる。　走行性能は高容量リチウムイオンバッテリーの採用によりＥＶ走行パワーが拡大しレスポンスの良い加速感と軽快でスムーズな走りを楽しめる。　さらに、従来のスポット溶接よりこまかいピッチで溶接するなど、ボデジャパン キャンピングラリー 2014　ィ剛性を高め快適な乗り心地と走行性能を実現している。　このようにプリウスＰＨＶは、環境性能だけでなく、次世代のライフスタイルを提案するクルマなのである。　※1・Ｇ“レザーパッケージ、Ｇ，Ｓにメーカーオプション。　※2・ＪＣ08モード、Ｓの場合、グレードにより値が異なります。　※3・エンジン、リチウムイオンバッテリーの状態、エアコンの使用状況や運転方法（急加速、所定の車速を超える）、道路状況（登坂）などによっては、バッテリー残量に関わらす、ＥＶ走行が解除されエンジンが作動します。広いラゲッジスペースに100Ｖのコンセントを備える（コンソールトレイと２カ所）充電用ポートにヴィークルパワーコネクターをつなぐとAC100V（1500W）電源として使用できるトヨタPHV 検索↓（ 3 ）　　２０１４年（平成２６年）９月１５日第２２３号